パネルディスカッション

「子どもの健全育成のためのワーク・ライフ・バランスを考える」

<パネリスト>

  •  上山 静一 氏
    (イオン株式会社 グループ環境・社会貢献担当)
    1969年、ジャスコ株式会社入社。能力開発部長、情報システム部長などを経て、1997年、ジェーゾーン株式会社代表取締役社長に就任。その後、イオン株式会社環境・社会貢献部部長を経て、2007年より現職。 イオングループでは、約1,000店舗において環境対策や地域社会への環境教育、社会貢献活動を推進している。今回はその仕掛け人である上山氏に、特に「温暖化防止政策」としての、行政・市民と連携したレジ袋無料配布中止による大幅削減や、イオン チアーズクラブ(旧こどもエコクラブ)など、代表的な事例についてお話いただく。
  •  山極 清子 氏
    (株式会社資生堂 人事部次長)
    資生堂長岡販売に入社後、Shiseido Cosmetics America、本社広報部消費者課、人事部課長、CSR部次長を経て、現職。女性の活躍支援、ポジティブ・アクション、仕事と育児の両立支援、事業所内保育所立上げ、次世代育成支援行動計画の推進、ワーク・ライフ・バランス支援などの男女共同参画を担当している。今回は資生堂が実施しているさまざまなアクションプランの中から、主なプログラムについてご紹介いただく。
  •  山田 正人 氏
    (独立行政法人経済産業研究所 総務副ディレクター)
    1991年、通商産業省(現経済産業省)入省。5歳の男女の双子と3歳の男児の父。第3子誕生を機に、経産省課長補佐在職中の2004年11月から一年間育児休業を取得。その体験を綴った「経産省の山田課長補佐、ただいま育休中」(日本経済新聞社)を上梓し、TV、新聞、雑誌などで話題となる。現在は、経済産業研究所に出向中で、育児休業から復帰する職員などを管理する立場でもある。
  •  安藤 哲也 氏
    (NPO法人ファザーリング・ジャパン 代表理事)
    明治大学卒業後、出版社、書店勤務などを経て、2004年に楽天ブックス店長に就任。その後、楽天のクロスメディア事業のプロデューサーとして活躍する傍ら、2006年11月、NPO法人ファザーリング・ジャパンを立ち上げ、代表に就任。「Fathering=父親であることを楽しもう」という考えを持つ若い世代の父親を支援し、働き方の見直しや企業の意識改革、次世代の育成までを目標に、さまざまな事業を展開している。2008年3月には「第1回子育てパパ力(ぢから)検定」を開催予定。

<コーディネーター>

  • 岩田 三代 氏
    (日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)
    1975年、日本経済新聞社入社。校閲部、婦人家庭部記者を経て、生活家庭部次長兼編集委員。生活情報部長、生活情報部編集委員を歴任し、現職に至る。専門は女性労働、家族、食など。