理事長ごあいさつ

平成最後の年を迎えました。それぞれに希望ある未来を胸に描いておられることと存じます。
 
当協会も、民主主義の健全育成を目指して、個人の社会参加・社会貢献がその原点にあるという考えの下、企業の従業員はじめ、一人ひとりが社会を構成するかけがえのない一員として貢献できる可能性を、これまで以上に示してまいりたいと思います。
昨今、SDGs(Sustainable Development Goals)への関心が大手企業・NPOセクターを中心に高まり、2030年に向けて、自然環境保全、社会環境改善におけるこれまでにない盛り上がりを見せています。これが一過性のブームに終わることなく、その真髄である「誰も取り残さない社会」を実現するために、何をどのように取り組むのか、あるいは、止めるのかを、自らの仕事人生・または寿命を超え、次世代のあるべき姿から考え、議論し、覚悟を持って行動することが求められています。
身近な課題に目を向け、また、見えないものへの心の目をしっかり開いて、社会のさまざまな課題にアンテナを立てて心を寄せることを、私たち自身、日々積み重ねてまいります。そのことが、実は、自分自身の暮らしをより豊かに拡げ、共に幸せになる道筋を創ることにつながることを実感していただけるような仕掛けや工夫を心がけてまいります。
その一つとして、「誕生日寄付」の推進を始めます。
個人寄付の推進は、社会的費用の源泉として不可欠なものとなってまいりました。「誕生日寄付」は、今、困難な状況にある子どもたちのため、次世代を担う子どもたちの未来に投資するための大人からのメッセージと位置付けております。Thanks Birthday, Happy Donation! を合言葉に、人生100年時代の誕生日を寄付の機会としていただき、いのちに感謝する日、いのちの尊さを思う日、世代を超え、地域の中で、また、地域を超えて新たなつながりを拡げる日になればと思っております。ご自身やご家族の誕生日や、それぞれの reborn の日を、また、会社の創立記念日などを、共に幸せに向かうための寄付の日としていただければ幸いです。
 
個人の社会貢献活動は、良き企業・良き社会の基底を創るものです。そのつながりを意識しつつ、その絆をより明確に可視化するための事業創りに、スタッフ一同、取り組んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年(平成31年)1月
 
公益社団法人日本フィランソロピー協会
 
理事長 髙橋 陽子
「理事長ごあいさつ」おわり