


石田 雄治 |
本日の贈呈にあたり、キリンビールCSR推進部メンバーと、日本フィランソロピー協会、JA新いわて3者合同で、復興に役立つものを速やかにお届けするにはどうしたらよいかを協議しました。会場に来る前に、野田村の被災地域を一周しましたが、弊社の女性社員の1人が野田村出身ということもあり、親近感を持って見て回りました。復興された水田に青々と稲が育つのを見て、大変心強く思っております。桑名 隆滋 |
公益法人日本フィランソロピー協会は、企業と被災地の方々との間に立って、いろいろなご支援をしていくミッションを持った団体です。今回、事務局として復興サポートのお手伝いをしている私どものもとには、非常に多くの申請書類が集まっております。申請書類の内容を拝読し、これまでは書類上でしかお目にかかったことのなかった方々に、今日この会場でお会いして「あの申請書類はこの方のものだったのか、この方が書いた文章だったのか」とあらためて思い出し、非常に実感を持って今日に臨んでおります。皆さまは復興に際し心の奥のいろいろな思いを整理して、一歩ずつ進んでいらっしゃることと思います。まだまだ長い時間がかかることだと思いますが、とにかく前に進んでいくことだけしか我々にできることはない、そういう気持ちでこれから進んでいきたいと思います。
伊藤 一徳 |
助成の対象は、3団体および10農業従事者です。支援機械の合計は34台です。
福田 稔 様 |
ご承知の通り、JA新いわて管内では農地の浸水や流失、農業用施設の全壊など、農業生産基盤に甚大な被害を受けました。被災直後はガレキや塩害など農地の復旧の見通しが全くつかない状態でしたが、県北広域振興局、野田村、久慈農業改良普及センターから協力をいただきながら、久慈地域稲作部会南部支部を中心にJAと一体になって復旧復興に取り組んでまいりました。宮古市摂待地域、津軽石・赤前・白浜地域では、それぞれ復興組合を立ち上げ、復旧復興に取り組んでまいりました。小田島利昭 様 |
このたび支援を受けられました、久慈地域稲作部会南部支部、宮古市摂待地域農業復興組合、津軽石・赤前・白浜地域農業復興組合の各代表の皆さま、構成員の皆さまには、これを機に農業復興に励んでいただくとともに、地域農業活性化の牽引者としてますますご活躍していただきたいと思います。
明内 勝義さん |
農地は水田48ha、畑13haが津波の浸水被害を受けましたが、現在、災害復旧対象地の水田(約36ha)に関しては、すべて復旧しました。自力で機械購入ができない生産者も多い中、5月中旬ごろにトラクター、5月末には田植え機が届き、共同作業ですべての水田で作付けすることができました。今回農業機械の支援をいただいてみんな本当に喜んでいます。舘崎 典子さん |
津波により、水田約40haのうち21haが浸水し、用水路の断絶など壊滅的な被害を受けました。昨年は地域で重機を手配して大きなガレキを撤去し、水路を確保するなどの自助努力と、被災農家経営再開支援事業などで6haの作付をしました。今回の農機械の支援で、今年は約20haの水田と20haの畑の作付けができました。