フォーラム/子どもたちの『生きる力』を育む学校のあり方とは
12月の定例セミナー
平成24年度神奈川県新しい公共支援事業構成事業
「寄附促進に向けたNPO認知度向上」 委託事業
開催概要
・日時: 2013年2月17日(日) 13:30~16:30
・会場: ワークピア横浜 くじゃく
・会場: 横浜市中区山下町24-1
・主催: 公益社団法人日本フィランソロピー協会
・後援: 横浜市教育委員会
 
プログラム
◆ ごあいさつ 高橋陽子
◆ ごあいさつ 公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長
◆ 基調講演 「子どもたちの 『生きる力』 を育む教育とは」
近藤卓氏
近藤 卓 氏
東海大学文学部心理・社会学科 教授
【講演要旨】
子どもの「自尊感情」には、「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」がある。教育の現場などでは、褒めたり成功体験を積ませたりして、後者に注目が集まる傾向があるが、共有体験を積むことで養われる前者の存在が重要である。共有体験とは、「いのち」という答えの出ない重い問いにたいして、「体験」と「感情」を共有することで、答えに到達しなくとも、良い意味で「棚上げ」し、前向きに生きていくことができる。
【来場者の声】(アンケートより)
・ 「自尊感情」について理論的な分析を学んだのは初めてでとても参考になった。
・ 「基本的自尊感情」は我々の世代(60代)は、子どもの頃祖父母からご先祖の話を基地あり、仏壇に向かってお経を唱えている姿を見るのを通して、教わっていたように思う。日本文化のベースに自然な形であったものが、今失われているように思う。
◆ 学校における寄付活動およびサービス・ラーニング研究発表
発表者:藤川祥子 (公益社団法人 日本フィランソロピー協会)
 
日本フィランソロピー協会が取り組む 「募金・寄付を核としたサービス・ラーニング」 についてプログラムの意義や効果についての報告を行なった。
【来場者の声】(アンケートより)
・ 子どもたちがただ募金をするだけでなく、自分たちで集めるというところに大変意味があるのだなと思いました。
・ 社会のためにお金を使うという文化は、欧米に比べて確かに定着していないので、このプログラムを通じて、文化が根付いていけば良いなと思いました。
◆ 実践校による報告
杉並区立和泉中学校
 
① 杉並区立和泉中学校(由井良昌校長)
神戸市立小部中学校
 
② 神戸市立小部中学校 (又吉健二校長)
【来場者の声】(アンケートより)
・ 企業担当者として新たな活動のタネを見付けるヒントをいただきました。
・ 社会貢献活動が自尊感情をこれほどまでアップさせるのかと驚かされました。
・ 子どものためにオープンな学校づくりが大事だと思う。そのためには校長先生はじめ、先生方の意識改革が必要。先生へのサポートも必要かも。全国の中学がそうなれば良いと思うが、特に首都圏の私立には難しい。
 
お問合せ
公益社団法人日本フィランソロピー協会
担当: 藤川祥子(ふじかわ・さちこ)
TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585 Email: こちら
 

公益社団法人 日本フィランソロピー協会
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル244区
TEL: 03-5205-7580--FAX: 03-5205-7585--Email--Access
Copyright © Japan Philanthropic Association. All rights reserved.