JCB社会貢献プログラム
 
   
株式会社ジェーシービー(東京都港区)では、年間を通じて従業員が勤務時間中にボランティア活動を行なうという社会貢献プログラムを実施しています。
これは、同社創立50周年を記念して昨年から始まったプログラムで、初年度は延べ2,000人以上の従業員の方が、NPOやNGOの事務所、子育てひろば、福祉作業所、高齢者施設、農園などで社会貢献活動に参加しました。
2年目となる今年度は、4月から各地のNPOや施設で活動を行なっていますが、会社の中でもできるプログラムとして、6月4日(月)午後に、青山本社会議室で「病気の子どもたちのためのキワニスドール製作」という活動が行われました。
キワニスドール とは、病気の子どもや入院中の子どもたちに贈られる小さな白い木綿製の人形です。子どもが自由に顔や洋服を描けるようになっており、医者や看護士が治療・手術の説明をする時にも使われます。
この日は、キワニスドールの製作と寄贈を行なっている社団法人東京キワニスクラブから堀井紀壬子会長を始め6名のメンバーにインストラクターとしてご協力いただき、参加者10名で31体のドールの綿詰め作業を行なうことができました。
参加者からは、「自分の子も小児病棟に入院した経験がある。その時にこのドールを知っていれば少しでも不安を取り除くことができた。日本中でもっとキワニスドールの認知が広がればいいと思う」、「プログラムの冒頭に、ドールがどう役立っているのか、DVDで説明されたのが良かった」、「簡単な作業なので、ぜひ多くの人に参加してほしい」という感想が寄せられました。
日本フィランソロピー協会は、「JCB社会貢献プログラム」の事務局として、活動プログラムのコーディネートや、参加申込みの受付業務を行なっています。