中学生が核になる高齢者、障害者等支援を通じた地域共生事業
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公益社団法人日本フィランソロピー協会では、平成29年度、公益財団法人JKAの補助金を受け、「子どもと大人(勤労者)の協働による地域共生促進事業」を実施しました。
1. 事業の概要
(1) 目的
・中学生が懸け橋となって、地域社会における日常的なつながりや信頼を育む
・子どもたちが、その成長の段階で多様な人と関わり、誰もが支えあって暮らしていることを実感できる体験学習の機会を持つことによって、地域社会への参画意識、主体性、コミュニケーション力を育てる
(2) 内容
① 小中学校でのプログラム運営協力
  ・東京都 墨田区立両国中学校
  ・東京都 杉並区立杉並和泉学園
  ・熊本県 高森町立高森中学校
  ・福岡県 福津市立福間中学校
 
② セミナーの開催
  ・平成29年11月24日(金)16:00~18:00
   「企業による教育支援の今後 ~出前講座を超えて~
  ・平成30年1月24日(水)16:00~18:00
   「教育格差是正に取り組む企業とNPOの事例から、今後の課題を考える ~共に生きる未来へ向けて~
  ・平成30年1月25日(木)16:00~18:00
   「企業による教育支援の今後 ~出前授業を超えて~
  ・平成30年2月10日(土)13:00~17:00
   「企業による教育支援の今後 ~学校・企業連携でより“深い”学びを~
 
③ 報告会の開催
  ・平成30年3月25日(日)12:30~15:15
    「シティズンシップ教育の実践を深める ~学校・企業連携の可能性~
 
④ 講演録・事例集の作成
冊子『社会貢献学習セミナー 講演録&事例集 シティズンシップ教育の実践を深める ~学校・企業連携の可能性~』を作成、セミナー参加者、および教育関係者へ配布。
(3) 推進委員
唐木清志 氏 (筑波大学人間系教授)
藤木正史 氏 (東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭)
横田 宗 氏 (特定非営利活動法人ACTION 代表)
 
2. 予想される事業実施効果
 
・各学校での地域共生プログラムの実践を通して地域連携が促進され、また学校と地域社会(企業)事例が、他校での実践につながる。
・セミナーで紹介した好事例がきっかけとなり、「地域に開かれた教育課程」が求められている小・中・高校において、地域連携が促進される。
・地域とつながりたい学校、学校とつながりたい企業において、報告会で紹介された事例を元に、それぞれの地域での連携が促進される。
・講演録&事例集は、セミナーに参加した学校・企業担当者にとって、また配布先の全国の学校・教育委員会・企業等においては、子どもたちの学びのためにそれぞれできること、協働してできることを考えるきっかけとなるテキストとして活用される。
 
3. 事業の成果物
社会貢献学習セミナー 講演録&事例集 シティズンシップ教育の実践を深める ~学校・企業連携の可能性~』
 
   【内容】
      基調講演「学校と企業の連携による学校教育の変化と可能性」
        講師:筑波大学 人間系教授 唐木清志 氏
 
      事例紹介・企業編
        阪急阪神ホールディングス株式会社
        大和ハウス工業株式会社
        パナソニック株式会社
        株式会社西日本シティ銀行
        株式会社りそなホールディングス
        インテル株式会社
        READYFOR株式会社
 
      事例紹介・学校編
        東京都 杉並区立杉並和泉学園
        熊本県 高森町立高森中学校
        福岡県 福津市立福間中学校
        東京学芸大学附属国際中等教育学校
表紙 目次
 

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