現在、日本の18歳未満の6人に1人は、相対的な貧困状態にあるといわれています。子どもの時期の貧困経験は、学力や健康状態だけでなく、子どもの自己肯定感や精神的抵抗力(レジリエンス)にも影響を与える上、貧困は世代を超えて連鎖していく可能性があるといわれています。
どんな家庭環境にあっても、将来を担う子どもたちが希望を持って育ち、地域社会が元気であることは、健全な企業活動を長期的に支える大切な基盤です。今回のセミナーでは、子どもの貧困問題に取り組み、あたたかな居場所づくりの最前線で活躍されているNPOの代表3名をお招きし、現状についてお話しいただくとともに、地域の企業が、小さな一歩であっても何ができるか、対話を通して考えることで、今後の社会貢献活動へのヒントを得られればと思います。皆様のご参加をお待ちしております。