1997年に6名で創業した楽天株式会社は、現在は1億人を超える会員が70を超えるサービスを利用する総合サービス企業となり、そのマーケットは“楽天経済圏” とまで言われています。そのビジネスを支えているのは創業時から変わらぬ理念 “Empower People and Society”。 これはCSRの取り組みの基礎にもなっています。
今回のセミナーでは、その楽天でCSRを推進する執行役員・黒坂三重氏を講師にお招きし、社員やビジネスパートナー(出店者)、そしてエンドユーザー(顧客)とどのように共感を軸にした関係を作り、共に社会課題に取り組んでいるのか、その実績と知見をお話しいただきます。
「なぜそれを楽天がやるのか」 という問いを常に考えているという黒坂氏。少しでも迷いが生じたら必ず立ち返るのが上述の理念だそうです。“この活動は、関係する人全員を後押ししたり勇気づけたりすることが出来るのかどうか” という点を判断基準に据えることで、ぶれない社会貢献プログラムを生み出し続けているのかも知れません。自社ならではの企画や社員の巻き込み方を模索されている企業のご担当者にぜひヒントにしていただきたいセミナーです。
黒坂 三重 (くろさか・みえ) 氏
楽天株式会社 執行役員 CSR部部長
< プロフィール >
福島県出身。ラジオ福島、ジャガージャパンなどを経て、1994年にマクロメディア、1999年にワイノットの日本法人設立にそれぞれ参画。マーケティングおよびPR全般を手がけ、ワイノット株式会社では2001年に代表取締社長に就任。2002年に楽天株式会社による同社子会社化で楽天に入社し、2003年に女性初の執行役員に就任。
楽天市場事業編成部部長を経て、2012年6月から楽天グループのCSRを推進する現職に。