東京都/杉並区立和泉中学校
 
サービス・ラーニング推進事業
◆ 活動概要
日 時: 2012年(平成24年)6月16日(土)
8:45~11:35(1・2・3時間目)
参加者: 3年生16名(欠席6名)
場 所: 同校視聴覚室
内 容: ディスカッション
「募金活動のテーマを決めよう」
1. グループ・ディスカッション
2. 発表
3. 全体ディスカッション
4. 手紙のワーク
5. ロールプレイング
「社会貢献プログラム」2日目のこの日は、募金活動の支援テーマを話し合い、最終的に「アフリカの飢餓撲滅に向けた水と教育の支援」のために募金活動に取り組むことになりました。
◆ 募金テーマを決めるディスカッション
ディスカッションでは、「飢餓」を引き起こす背景。飢餓状態にならないために何が必要か。今どんな支援活動があるのか。また、自分たちはどんな支援をしたいのか。これらについて議論がどんどん深まっていきました。
<話し合いの一部>
「食糧の自給自足に必要な水がない」
「水がなくなるのは砂漠化するから」
「砂漠化するのは木を伐採したり家を建てて開発してしまうから」
「そもそも天候不順で雨が降らないとか井戸が枯れているから」
「水が出たとしても汚い水だから浄水装置が必要」
「煮沸消毒や消毒薬などの設備や薬を送るのがいい」
「農業など作物をつくるための設備や指導が必要」
「モノを与えるだけでは死ぬのが一日延びるだけだ」
「今飢えているのだから、緊急的に水や食糧が必要」
「指導者や技術者を派遣しても、住民がそれを習得するには文字を学ばなければいけない」
「井戸を掘るのと平行して教育をしていかないといけない」
◆ 手紙のワーク
支援テーマが決まったあとは、募金活動を実施する商店街の皆さんに向けた依頼の手紙を書き、言葉づかいや表現がわからないところを大学生に聞きながら、仕上げていきました。



◆ ロールプレイング
いよいよ募金活動のシミュレーション。大学生や先生方が商店街の人に扮し、「挨拶を忘れない。うまく言えなくても諦めない」などのアドバイスを受けながら、募金の説明、協力のお願いを口に出して練習しました。