東京都/杉並区立和泉中学校
 
サービス・ラーニング推進事業
◆ 活動概要
日 時: 2012年(平成24年)7月20日(金)
11:45~12:20(4時間目)
内 容: 募金贈呈式
場 所: 和泉中学校体育館
参加者: 全校生徒83名(欠席4名)
1学期の終業式当日、社会貢献プログラムの寄付金贈呈式を開催しました。全校生徒、永福町北口商和会、和泉仲通り商栄会の会長様にもおいでいただき、寄付先となるウガンダや井戸建設の状況を共有しました。
寄付先の NPO法人ハンガー・フリー・ワールド から、吉田千代子様をお招きし、募金で集めたお金179,519円を贈呈しました。吉田様からは、「生徒の皆さんが一生懸命に集めた募金を、当団体に寄付してくださることを光栄に思います。ウガンダで必ず役立てます」との言葉をいただきました。
その後、ウガンダの暮らしや井戸建設について、ご説明いただきました。井戸1本を掘るための資金33万円に対して募金は約18万円。井戸ができるまでに時間がかかるのでは…と心配していた生徒たちでしたが、他企業の寄付金と合わせて3年生が卒業するまでに井戸が完成し、その時には現地の写真も送ってくださるとのこと。
また、ウガンダでは集落の井戸を管理する委員がいて、その中には中学生も参加しているとのお話に、一層親近感がわきました。
・井戸の建設時期 : 2012年年末~2013年1月
・井戸ができる地域 : ウガンダの農村地域(ワキソ県5区等)
・井戸とウガンダの人の暮らし:
現地の人にとって「井戸」は「命」。集落に井戸ができることによって
以下のような状況が改善されます。
- 水汲みは主に子どもたちの仕事。
- 30キロもの重さの水タンクを抱えて泉と家を往復している。時間がかかるため、勉強や畑仕事の時間がとりにくい。
- 不衛生な水を生活に利用しているため、下痢や感染症などの病気にかかりやすい。
- 水汲みをしている途中に池に落ちる子どもも少なくない。
- 内陸国のウガンダは水泳ができない子どもがほとんどで、溺れる事故が起きている。