2015.08.14 掲載
高瀬聖奈 (たかせ・せな) さん (宮城県:車椅子バスケットボール)
高瀬聖奈さんは宮城県で車椅子バスケットボールに取り組んでいるチャレンジド・アスリートです。車椅子バスケを始めてまだ2年ほどですが今年6月には25歳以下の日本代表に選出されています。高瀬さんからレポートが届きました。
「私は福島県で活動している女子車椅子バスケットボールチーム「スクラッチ」と、宮城県で活動している男子車椅子バスケットボールチーム「宮城マックス」に所属しています。普段は岩佐義明監督が率いるチーム宮城マックスのもとで毎週練習に励んでいます。 車イスバスケを始めてから約2年が経とうとしています。この期間の大会出場歴は以下の通りです。

2014年 第14回全国障害者スポーツ大会 車椅子バスケットボール競技 北海道・東北ブロック予選 オープンゲーム
2014年 D-NUGGETS CUP2014全国ジュニア選抜 車椅子バスケットボール大会 in 愛知
2014年 第22回いわきサンアビリティーズ杯 車イスバスケットボール大会
2014年 女子東日本リーグ戦
2014年 女子選手権
また、合宿は以下のものに参加しました。
2014年 U-25乗鞍キャンプ
2014年 ガールズキャンプ in 福島
2015年 女子U-25 神戸合宿
さまざまな大会や合宿に参加し、たくさんの経験を積み重ねてきました。その甲斐もあって、6月28日~7月8日には女子U25日本代表として 女子U25世界選手権北京大会に出場することができました。初めての世界大会で緊張と不安がありましたが 、全ての試合に出場することができました。惜しくも得点に繋げることはできませんでしたが、わたしにとって大変貴重な経験になり、大きな成長の糧となりました。
世界大会では 日本選手と海外選手の体格の差・日頃のトレーニング不足を改めて実感し、普段の食生活やトレーニング方法を見直す必要があると強く感じました。8月には D-NUGGETS CUP2015全国ジュニア選抜 車椅子バスケットボール大会 in 愛知 も控えており、5年後の東京パラリンピックにも向けて日々練習に励んでおります。

サントリー様をはじめ、皆様のサポートとご支援があって車椅子バスケットを続けられております。今後も皆様の期待に応えられるよう日々努力していきたいと思います。
学業とスポーツを両立し、東京2020年パラリンピックにむけて頑張ります!」
高瀬さんは、小中学校に訪問し障害者スポーツの体験授業を行うアスリートビジット【右写真】にも積極的に参加し、車椅子バスケットボールの講師をするだけでなく、将来に夢を持ち、夢に向かって挑戦することの楽しさを伝えようとされています。
2020年の東京パラリンピック出場に向け努力している高瀬さんを応援しましょう!
(チャレンジド・アスリート奨励金 事務局)