第2回企業フィランソロピー大賞
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◆ 大賞
株式会社今井書店グループ
≪贈呈理由≫
明治5年の創業時からの地域貢献の精神を受け継いだ、ドイツの書籍業学校をモデルにした「本の学校」の設立、出版文化を議論する「大山緑陰シンポジウム」の開催などを通し、地域文化の発信をし続けている。
活字文化の衰退、日本語の崩壊が言われる中、出版人、書店人、読書人らに広く誇りと使命を示す活動は、賛同者・共感者を増やし、鳥取県米子市にある同社の活動が、全国的そして国際的な活動へと広がっている点も見逃せない。
≪活動内容≫
「本の学校」を中心とした出版文化研究、読書推進環境整備、出版業界人研修等の運営
 
◆ 特別賞/地域エコロジー賞
油藤商事株式会社
≪贈呈理由≫
ガソリンスタンドを、家庭からの生活廃棄物回収・再資源化を通して社会環境の改善に貢献するエコロジーステーションに転換するというユニークな発想が、地域の拠点としての機能につながっている。
本来であれば家庭排水となりがちな廃食油を回収し、石鹸、バイオディーゼル燃料に再資源化する試みは、低公害、地球温暖化防止という環境問題に真摯に取り組む姿勢そのものであり、自治体、同業者からの関心も高く、同県内で廃食油を回収するスタンドが増えるなどの波及性も評価される。
≪活動内容≫
ガソリンスタンドにおけるごみ・廃食油の分別回収、バイオディーゼル燃料の普及活動
◆ 特別賞/コミュニティ・フィランソロピー賞
多摩中央信用金庫
≪贈呈理由≫
金融機関同士の競争から「地域の発展、企業再生と創業支援」への経営方針の転換は、地域の中核企業としての決意が感じられる。
インキュベーション施設の開設、地域振興と中小企業の活性化を目指した顕彰制度「多摩ブルーグリーン賞」の創設などの地域社会、地域経済活性化のための活動は、地域金融機関の在り方を示すものとして高く評価できる。
≪活動内容≫
企業顕彰事業、インキュベーション施設、文化財団などによる地域企業、地域文化の育成
 
◆ 特別賞/社会共生賞
日本理化学工業株式会社
≪贈呈理由≫
昭和35年から知的障害者の雇用に取り組みながら、高品質生産、採算性のある企業経営を持続している点は特筆すべきものである。
川崎工場では現在、従業員49名中36人が知的障害者であり、その3分の2以上が重度障害者。定着率も非常によく、勤続30年、40年という実績は経営者の熱い覚悟と努力を示している。
経営者個人でも全国重度障害者雇用事業所協会会長として障害者の雇用促進に尽力しており、企業、個人としての活動が社会に与える影響は大きく、波及性においてもその努力は顕著である。
≪活動内容≫
「障害者と社会をジョイントする」という経営方針に則した心身障害者の多数雇用
◆ 特別賞/企業市民賞
富士電機ホールディングス株式会社
≪贈呈理由≫
ものづくりを通じた地域の活性化、より広い角度から将来の経済・技術の発展を見据えた社会性は顕著である。
社団法人首都圏産業化活性協会、地域金融機関との連携による情報・金融面での入居企業の支援とともに、同社の研究開発設備、生産設備などを可能な限り開放し、その知識・ノウハウ提供、他企業とのマッチングによるネットワーク構築はの懐の深さを示すものとして高く評価できる。
また社員が入居企業の支援に積極的に関わることで、社内が活性化し、社員のモチベーションが醸成されるという相乗効果も評価の一つとして挙げられる。
≪活動内容≫
遊休施設を核とした包括的なインキュベーションオフィス運営
 

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