第6回企業フィランソロピー大賞
前回次回
サイトマップ
これまでの受賞企業
このページの先頭へ
協会トップページへ
◆ 大賞
株式会社フェリシモ
≪贈呈理由≫
人や社会にとって「ともにしあわせになるしあわせ」をテーマとする同社の事業活動は、顧客との相互信頼関係を築きながら、独創性のある商品、サービスを提供することにより「しあわせ社会価値」を創造しようとするものである。事業性・社会性・独創性の重なりを大きくしながらの事業活動から生まれた支援は、環境、健康、教育をはじめ多岐にわたり、かつ、世界の抱える問題に迅速に対応するものであり、そのことが顧客の共感と参加を促すことにつながり、全社一丸となった取り組みが、さらに新たな共感を生み出す、という好循環を作っている。基金をはじめ多彩な事業活動に組み込んだ社会貢献活動のあり方は、同社の企業文化として定着しており、そのダイナミックなビジネスモデルは、今後の企業の進むべき方向性を示すものとして高く評価できる。
≪活動内容≫
「ともにしあわせになるしあわせ」フェリシモ社会文化活動(全般)
◆ 特別賞/地球共生賞
味の素株式会社
≪贈呈理由≫
世界各国での食、栄養、保健分野の課題を明確に証左し、それらの改善活動を通じて人々の生活の質の向上を目指した行動は、グローバル企業のCSRのあり方として模範となるものである。また、これは同社の本業を生かした取り組みであるとともに、個々のプログラムには入念な確認作業が加えられ、その誠実な取り組みは、確実な成果が期待されるものである。「世界の人々の健康に貢献する」というスケールの大きな課題解決のための決意と行動は意義深く、同社の企業使命に沿ったものとして高く評価される。
≪活動内容≫
開発途上国における地域の「食」を生かした栄養改善活動
~味の素「食と健康」国際協力ネットワーク~
◆ 特別賞/社会共生賞
有限会社風曜日
≪贈呈理由≫
すべての人が公平に、快適に過ごせる社会の実現を目指したバリアフリーの宿泊施設は、種々の障がいのある人々や高齢者などの、旅行に出かけたいという夢や希望を叶える受け皿となっている。また、同社の施設での事業は、地域の人の心を興し、近隣の観光施設やレストラン、店舗などのバリアフリー化をすすめ、“誰にもやさしい環境”作りをすすめるための先鞭をつけている。すべての人に対し公平に機会を提供すると同時に、地域社会との共生を目指した経営姿勢と行動力は、地域密着企業の一つのあり方を示すモデルとして高く評価できる。
≪活動内容≫
「ピュア・フィールド風曜日」の運営を通じて地域社会に貢献
◆ 特別賞/ユニバーサル社会賞
株式会社丹青社
≪贈呈理由≫
人が安心感を持つ生活環境を創るユニバーサル・デザイン(UD)は、物づくりのみならず、サービス業などの場にあっても、今後ますます求められる重要な概念である。「ユニバーサルキャンプin八丈島」は、多様な障がい者、高齢者、子ども、外国人などが一同に参加し、UDに求められる要件を、臨場感を持って追求する場として企画され、立場の違いを超えて共に体験し、考え、しかも妥協のない知見を得ようとする先駆的かつ革新的な取組みであり、真のUDを追求するための壮大な実験の場となっている。また、この体験から得られた知見は行政や企業などで、モノづくりやサービスの前提として生かされており、 “より良い「社会交流空間づくり」”を目指す同社の経営姿勢はUDの本質を追及するものとして高く評価できる。
≪活動内容≫
ユニバーサル・キャンプ in八丈島
◆ 特別賞/住育・家族の絆賞
株式会社ミセスリビング
≪贈呈理由≫
従来の男性視点の住宅設計のあり方に疑問を呈し、家事・子育て・介護をする「お母ちゃんの視点での住まいづくり」を目指しているが、それは即ち「住育」をめざすものである。「住育」とは、「お母さん」を助けることがお母さんを育てることにつながり、家族間のコミュニケーションを密にして子どもも「お父さん」も元気になり、それが地域の元気を創る、というもの。家族の絆が薄れている今日、次世代育成の原点である家族を育てる住まいづくりを実践する同社の覚悟ある取り組みは、新たな企業像を示すものとして意義深いものである。
≪活動内容≫
「お母ちゃんの住まい=住育の家」プロジェクト 住育コミュニティ
 
  

公益社団法人 日本フィランソロピー協会
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル244区
TEL: 03-5205-7580--FAX: 03-5205-7585--Email--Access
Copyright © Japan Philanthropic Association. All rights reserved.