活動レポート

活動レポート

動画制作ラストスパート。“想いを伝えること”を諦めない!  10月29日(土)に第2回の定例ミーティングを開催しました 

  • 広報・PR広報・PR

2023.11.17

2023年10月29日(土)、NPOの紹介動画をつくる中高生の皆さんや、伴走される先生、社会人サポーター、NPOの関係者が集まり、第2回ミーティングが開催されました。今回の主な目的は、動画の最終確認とグループワーク、動画公開後の広報PR活動のアイデア出しです。

【動画の最終確認】

各チームが、前回得た気づきをもとにブラッシュアップした動画を発表しました。

「いるか」のチームは、動画の導入をポップなトーンに一新させ、「たったの100円でもよいから支援を必要としている子に寄付しませんか」と訴求します。社会人サポーターからは「お金の使い方次第で社会が変わるというポジティブメッセージを強調するために、あえて前半をコンパクトにしては」との提案がありました。

「まなびのたねネットワーク」のチームは、震災による心の後遺症が及ぼす複雑な社会問題を、丁寧かつロジカルに説明するアプローチ。「困っている人のもとで花を咲かせるために、皆さんの幸せの“種”を撒こう」というNPO名に引っかけたスローガンに対しては、「寄付の行為と重なって分りやすい」と皆が納得。さらに「NPO代表者の笑顔などを入れて温もりをプラスしては」と期待が寄せられました。

利用者が困難を乗り越える過程を、施設前にある“坂の登り下り”で表現する「スマイルオブキッズ」のチーム。事務局との連携で素材を集め、現場の想いを丹念に紡ぎ出しました。サポーターからは「分散する温かいメッセージを一筋の強力なメッセージにできるよう、整理してみては」とのアドバイス。NPOからは「想いを汲んでもらい感動。できれば事業紹介に厚みを」との熱いリクエストが。

前回好調な滑り出しを見せていた「ハビリスジャパン」のチームの動画は、学生サポーターの撮影した素材や手描きのイラストにより、訴求力がさらにアップ。団体のフェイスブックで進捗報告をしたり、中学校のブログで制作の裏話を掲載したりなど、制作過程を生かした“等身大”の広報戦略は、皆の参考になりました。

「底上げ」の1チームは、前回から大きく前進して動画の一部を披露。NPOの施設で子どもが遊ぶ飾らない風景を映して、“ありのままの自分でいられる場所”のコンセプトを表現しました。「ロジカルな事業説明が加われば、この臨場感が引き立つはず」「本人が良いと感じたストロングポイントをぜひ盛り込んでほしい」との応援が飛び交いました。

障害を持ちながら水泳の記録更新に挑む中高生が出演するのは「プール・ボランティア」の紹介動画。真摯な想いがストレートに伝わる映像はもとより、難しい水泳シーンを何度も撮り直してブラッシュアップした本人のバイタリティに対しても、称賛の声が上がりました。

【グループワークでの最終検討】

今回はグループ横断でのワーク+個々のグループでのワークの2段構え。他チームからのコメントや気づきをもとにした動画の最終検討と、動画公開後の広報PR活動のアイデアを話し合いました。

中高生たちは「他チームの良い所を今から少しでも取り入れたい」「学校でもポスター掲示や募金箱設置をしたい」と最後まで諦めない姿勢を見せました。これに対して社会人サポーターたちは「積極的に大人を使って欲しい」「サロンで追い込みのアドバイスをしたい」と強力にバックアップする構えです。

最後に、亀岡先生より「親と先生以外の大人との関わりが減っている中で、社会課題に向き合うさまざまな大人の存在を知れただけでも人生の大きな収穫。ウェブサイトでの広報はもちろん、皆さんの熱意やそれを聞いた口コミが取っ掛かりとなり真の想いが伝わっていくはず」とのメッセージがありました。

11月中旬の動画公開からが寄付に向けての広報・PR本番! NPOの想いと中高生の熱意を社会に届けて寄付につなげられるよう、関係者一同身を引き締めていきたいと思います!

Share

  • LINEで送る
  • シェア
  • ポストする

活動レポート一覧へ戻る