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フィランソロピーバンクとは フィランソロピーバンクの仕組み よくあるご質問

フィランソロピーバンクとは

1 企業などが単位となり、従業員などに寄付を募り、会社がマッチングをして、その寄付金を日本フィランソロピー協会が事務局となりお預かりします。

1 当協会の選定基準で寄付先を選定し、寄付をします。

1 寄付者に対し、寄付金の使途などの報告および寄付先団体の情報を提供し、また、ボランティア紹介などをします。

1 寄付者と寄付先団体との交流会・イベントなどの開催を通じ、相互に顔の見える関係を創ります。

1 寄付先団体に対してのアドバイス・要望などのフォローを通じ、NPOの育成に寄与します。

1 従業員だけでなく、顧客、取引先、株主などステークホルダーズとの協働の社会貢献へと発展することができます。

フィランソロピーバンク解説にあたって

・当協会は、1991年より、企業の社会貢献や従業員の社会参加を推進してきました。昨今、CSRということが言われ、その中の社会貢献である、という位置付けになり、ボランティアや寄付の関心も高まりつつあります。しかしながら、実際にボランティアや寄付を行っている人のすそ野を広げることはなかなか難しいのが現実です。そこで、ボランティアへの一歩としての寄付を推進するため、企業と従業員の協働による寄付の仕組みを創設いたしました。

・心豊かで自由関連な社会を創るためには、市民一人ひとりの社会参加・社会貢献が必要です。また、社会問題の解決を図るNPOの基盤強化には財源の核として、行政・企業からの支援に加え個人の寄付を進めることが求められています。

・フィランソロピーとは、もともと「寄付をする」という意味に使われていました。今こそ、フィランソロピーの原点である"人間愛に根ざした寄付文化の醸成"をめざしてまいりたいと思います。

・是非、この仕組みにご参加いただき、日本の寄付の輪を広げ、温かく活力ある社会を創造するために、ともに働くことができましたら幸いでございます。

                公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長 高橋陽子