ANNUAL REPORT/年次報告書

Date of Issue:2020.8.1
表紙
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3
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企業のCSR支援事業
 従業員のボランティア・マッチングプログラム
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 ステークホルダーの寄付マッチングプログラム
 「フィランソロピーバンク」
9
 (2)奨学金プログラム(個人向け)
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12
 
12
 
 顕彰プログラム「企業フィランソロピー大賞
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 研修・セミナー
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17
17
17
 
 企業からNPOへの物品寄贈「あげます・もらいます
18
 
18
 
共生社会づくり事業
 郡山市農福連携推進モデル構築事業(福島県郡山市からの受託)
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個人の社会貢献活動推進事業
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 青少年社会貢献活動支援
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出版事業
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資料編
  寄付マッチングプログラム(NPOへの支援)
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(2014年度までは ANNUAL REPORT を発行しておりません。)
 
2019年度アニュアルレポート発行にあたって
当協会は、民主主義社会を「一人ひとりが社会の中で大切にされながら、同時に誰もが周囲の課題解決のために、支え合い助け合って役割を果たすことが出来る社会」と位置づけ、企業および従業員、さらに地域の中の個人の参加も視野に入れながら、多様な社会貢献の機会を提供しております。2019年度の活動をご報告申し上げます。
【ステークホルダー資本主義時代の企業フィランソロピー】
SDGsへの「関心」が「行動」に移りつつある昨今、昨冬のダボス会議では、これからの資本主義は、ステークホルダー資本主義へと移行するべきである旨が謳われました。これを、当協会では以下のように考えています。
 
「自然環境・社会環境の深刻な現状を考えると、企業とそのステークホルダーは、未来の社会を見据えて、パートナーとして、共によりよい社会づくりをすることが不可欠である。企業は、そのためのプラットフォームであり、それを担う核となるのは役員・従業員である」
そういう視点で、2019年度は従来にも増して、従業員のボランティアや寄付のマッチング事業を拡げています。さらに、単発の支援から、NPOの基盤整備なども含めた事務局支援ボランティアへと、真に役立つ存在として進化することをこころがけました。その結果、企業の役割も拡がり、プラットフォームとしての可能性も拓けると考えています。
【フィランソロピーのコーディネーションを線から面へ】
従来の企業とNPOをつなぐ事業に加え、地域創生を見据えて、2019年度より 農福連携事業 を開始いたしました。農業での障がい者やひきこもり、刑余者など就労弱者の就労と、それを受け入れる農家をサポートしています。誰にも「居場所と出番のある地域」づくりをめざし、農業と福祉を軸に、行政、企業、NPO などの協働推進のためのコーディネーターとして、一般市民の関与も含めた事業展開をしてまいります。
【個人の寄付文化の醸成に向けて】
2019年度より「誕生日寄付」推進事業を始めました。企業の創立記念日などでも活用され始めています。従来からの青少年の「寄付育」も地域をつなぎ続けてまいります。多世代が連携して「誰も取り残されない社会」実現のために、お互いへの信頼と感謝を寄付というかたちで表し、他者を思いやり、分け合う文化を醸成してまいります。
 
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大と共に明け、誰もが当事者になった今こそ、民主主義社会の在り方が問われています。当協会も、自然と人、人と人との共生を具現化するための努力を続けてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年8月1日
 
公益社団法人日本フィランソロピー協会
 
理事長 髙橋 陽子
 
はじめに
わたしたちは、“個人フィランソロピー”を、健全な民主主義を創出するための原点と考え、企業の従業員をはじめ、ステークホルダーである一人ひとりの個人が、「より良い社会創造のために自ら考え、助けあいながら、課題解決に向けて行動する」ことを推進します。
Mission Pyramid
共生社会づくり
社会貢献を核とした
企業のCSR支援
個人の
社会貢献活動推進
Mission
(使命)
Goal
(Mission 実現のための目標)
Core Value
(大切にしている視点)
日本フィランソロピー協会によるコーディネート
Coordination
 
出版事業/広報
機関誌『フィランソロピー』など
当協会の「これまでのあゆみ」は、こちら をご覧ください。
フィランソロピーとは
 
ギリシア語の「フィリア(愛)」と「アンソロポス(人類)」に由来する言葉で、「人類愛」「博愛」を意味し、今日的には「社会貢献」と訳されることが多いようです。また、フィランソロピーは、社会貢献活動を通して、社会の課題解決を図るということまでを包含する概念です。
フィランソロピー活動の主体は、本来は個人ですが、現在では企業の関わるフィランソロピー活動を企業フィランソロピーと呼んでいます。
 
企業のCSR支援
企業の社会貢献を核にしたCSRを支援し、従業員が参加する社会貢献プログラムを提供しています。
 
従業員のボランティア・マッチングプログラム
従業員のNPOへのボランティア参加を支援します。プログラム企画、受け入れ団体の紹介および調整、事前・事後研修、運営協力などを行ないます。
2019年度の参加人数は、「ボランティアウェブ」で 2,924名、「個別企業向けボランティアのコーディネート」で 1,286 名。総計4,210名の従業員のボランティアをつなぎました。
 
ボランティアウェブ
当協会独自のボランティア・マッチングサイトです。参加者は、ウェブサイトから多様なボランティアプログラムを選び、直接申し込めます。
 
HP:従業員ボランティア・マッチング事業
ボランティアウェブの仕組み
ボランティアウェブご利用企業
株式会社NTT ドコモ
2016年4月より通年利用。
サントリーホールディングス株式会社
2017年3月より通年利用。2019年度からは、「ボランティアウェブ」とつないだ社内ボランティアサイトを立ち上げて、年2回のボランティア推進月間を開始。
株式会社ジェーシービー
2011年より通年利用。「JCB社会貢献プログラム」のボランティア受付管理を「ボランティアウェブ」によって継続。会議室で行なうボランティア企画運営のサポートも実施。
日本たばこ産業株式会社
2019年3月より通年利用。
日本ロレアル株式会社
2019年5月から6月までの期間限定利用。全世界でのボランティア強化月間のプログラム受入先の調整、および申込受付業務を受託。首都圏630名、大阪34名、名古屋6名のボランティアを提供。
株式会社 電通
2019年4月より通年利用。
株式会社 LIFULL
2019年7月より通年利用。
株式会社 三菱UFJフィナンシャル・グループ
2019年4月より通年利用。
 
 
個別企業向けボランティアのコーディネート
個別の企業向けに、ニーズに沿ったボランティアプログラムの企画や実施の支援を行ないます。
アクセンチュア株式会社
新入社員研修内で行なうボランティアプログラム等、従業員が参加するボランティアに関して、NPO等の活動をマッチング支援。
アステラス製薬株式会社
全国の事業所から依頼を受け、地元でボランティア活動を企画するときのパートナーを調査・推薦。のべ34団体を推薦し、3事業所でボランティア活動を実施。
クーパービジョン・ジャパン株式会社
「絵本のシール貼り」プログラム実施。
・2019年5月:役員・部長クラスにて
・2019年9月:本社から全国の拠点をつないで実施
積水化学工業株式会社
全国にある工場や子会社などの社内プログラム(環境保全や国際協力)の企画・運営サポート。
大日本印刷株式会社
従業員が被災地で行なうボランティアプログラムの企画・実施を支援。
・2019年07月 宮城県仙台市・東松島市・女川町
・2019年09月 広島県呉市・坂町
・2019年10月 熊本県益城町・南阿蘇村
・2019年12月 岩手県陸前高田市
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
社内プログラムを実施。
・2019年8月:キワニスドールづくり
・2019年9月:セカンドハーベスト名古屋
アクセンチュア アクセンチュア株式会社
『刺しゅう de ボランティア』で
乳児院に寄付するスタイに刺繍
(スタイ:よだれかけ)
クーパー クーパービジョン・ジャパン株式会社
海外に絵本を届ける活動で
絵本への翻訳シール貼り
大日本印刷 大日本印刷株式会社
陸前高田市の名勝高田松原の
再生活動地での作業
三菱UFJ 三菱UFJフィナンシャル・グループ
キワニスドールづくりのあと
参加者の感想と笑顔の写真
 
 
ステークホルダーの寄付マッチングプログラム
「フィランソロピーバンク」
企業や個人の寄付を非営利団体につなげたり、個人への奨学金として給付しています。
 
非営利団体への寄付
2019年度は15 社、1個人にご利用いただき、のべ145の非営利団体に寄付をつなぎました。
HP:フィランソロピーバンク
寄付総額:165,674,103円
フィランソロピーバンクの仕組み
2019年度フィランソロピーバンクご利用企業
 
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
2016年熊本地震の復興支援。百貨店オリジナルギフトカードのチャージ金額1%を、公益財団法人熊本YMCAの「震災復興支援基金」に寄付。
株式会社 NTTデータ
社内で実施したバレンタイン・チャリティプログラムの収益を3団体に寄付。
株式会社 かんぽ生命保険
保険商品でウェブ約款を選択した顧客数に応じ寄付金を拠出するプログラムで、環境分野のNPO34団体に寄付。
株式会社 ジェーシービー
「『5』のつく日。JCBで復興支援」を通じていただいた寄付を、2019年度(第9回)は、東日本大震災復興支援のために活動する29団体に配布。
デロイトトーマツコーポレートソリューション合同会社
東日本大震災復興支援の一環として、南三陸町図書館に図書カードを寄贈。
株式会社 電通アドギア
火災で焼失した首里城の再建支援として、従業員募金と会社からの拠出により寄付。
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
社員の給与天引き、代理店でのグッズ販売の一部を難病患児支援団体、認知症啓発団体計3団体に寄付。
TOYO TIRE 株式会社
環境基金公募2年目。環境問題に携わる団体を公募の上、選考し助成。1団体上限150万円。 申請35団体のうち、審査を経て14団体に助成。
Fidelity Asia Pacific Foundation
NPOの基盤整備を目的としたプログラムによる寄付。
株式会社 ファンケル
顧客のポイントを金額換算したものと、社員からの寄付を合算し、みちのく未来基金と全国10か所の重度心身障がい者施設に寄付。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
北海道胆振東部地震の支援のため、社員募金を北海道厚真町で活動する団体に寄付。
株式会社 三井住友銀行
社員による寄付プログラムで、コミュニティ・次世代・環境の分野で活動する15団体、および社員がボランティアをしている5団体に寄付。
明治安田生命保険相互会社
「愛と平和のチャリティー・コンサート2019」で集めた募金の寄付先団体として、東北3県で「次世代育成」の分野で活動する6団体を選定。(寄付金の配布は2020年度を予定) 
株式会社 ゆうちょ銀行
環境分野で住民と共に課題解決に向けた活動をする13団体を選定。
株式会社 LIFULL
誰一人取り残すことなく一人ひとりの“したい暮らし”を応援するための寄付プログラムをスタート。ドメスティックバイオレンスを受けている人々、虐待を受けている人々、難民、貧困により住生活に困っている人々を支援する9団体に寄付。
 
 
奨学金プログラム
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
2016 年度から、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の創立20 周年記念「東京海上日動あんしん生命 奨学金制度」および「東京海上日動あんしん生命 幼児教育支援制度」の公募、審査、給付金の配布を含む運営を支援しています。
HP:あんしん生命 給付型奨学金制度等のご案内
奨学金制度(給付型)
 対象:疾病により保護者を失い、大学等への進学に経済的支援を必要とする方(年間30万円)
 ・2019年度は、前年度までに給付が決まった奨学生143名に、計4,290万円を給付。
 ・2019年7月より募集を開始した2020年度の奨学生58名を内定。
幼児教育支援制度
 対象:未就学の遺児および一定の年齢で、経済的支援を必要とするお子さまを養育する方
 ・株式会社ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」を一定期間無償で提供。(毎年30名募集)
 
 
助成支援
田辺三菱製薬株式会社「手のひらパートナープログラム」
2019年度に8期目を迎え、333の指定難病を対象に公募。助成プログラムの設計・公募・審査を含む運営を支援。
助成金額合計:難病患者団体およびその支援団体15団体に対し、総額1,000万円を助成。
HP:第8期手のひらパートナープログラム
日本たばこ産業株式会社 「JT NPO 助成事業」「JT SDGs 貢献プロジェクト」
・「JT NPO 助成事業」の継続応募の書類審査を実施。
・「JT SDGs 貢献プロジェクト」2020年1月に開始された助成プロジェクトの外部事務局として、立ち上げ準備および運営支援を実施。格差是正/災害支援/環境保全の3分野において、国内で実施する事業を対象に助成。
HP:JT SDGs 貢献プロジェクト
 
 
個別企業の社会貢献活動支援
アンファー株式会社「SAVE SOAP プロジェクト」
衛生教育の一環として石鹸を配布し、啓発用の洗うと絵が浮き上がる絵本も活用して、2018年5月からカンボジア北部のレアビヒアにて展開。2020年3月末までに10,003個の石鹸配布完了。
認定特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会」との協働事業。
王子ネピア株式会社「ボランティア演芸会」
業務用大人オムツ等の売上の一部による支援で、全国の介護施設で、全日本おむつ団と称する東西10名の落語家による演芸会「ボランティア演芸会」を開催。その実施をサポート。
2019年度開催数:56回
敷島製パン株式会社「国産小麦ゆめちから栽培研究プログラム」
「国産小麦ゆめちから栽培研究プログラム」の一環で、2019年6月16日に利根工場見学(千葉県野田市)が行なわれ、食料自給率を考えるワークショップを企画・ファシリテート。
参加校:開智日本橋学園中学・高等学校、東京成徳大学中学・高等学校、浦和実業学園中学校・高等学校
東京海上 東京海上日動火災保険株式会社
北海道下川村にて
大和ハウス工業株式会社「エンドレス募金の運営支援」
従業員寄付プログラム「エンドレス募金」公募団体の書類チェック(財務面)を実施。
2019年度評価団体数:15団体
東京海上日動火災保険株式会社「新入社員研修」
2019年度新入社員579名の新入社員研修について、全国13地域で、復興支援や耕作放棄地の活用、持続可能な森林整備などの研修プログラムを作成。
実施日:2019年4月22日~25日
東京ガス株式会社「森里海つなぐプロジェクト」
東京ガス 東京ガス株式会社
アマモの再生活動(種まきの様子)
2017年度より実施する、森、里山、海、をつなぐ環境社会貢献活動「森里海つなぐプロジェクト」全体の実施を支援。有識者を含む運営委員会を設置し、プロジェクトを推進。
2019年度は、都内中学生による山村での「きき書き」プロジェクトへの支援に加えて、東京湾のアマモ場の再生活動にグループ社員とその家族が参加。さらに、活動に賛同した顧客のポイント寄付を得て、地域で環境保全活動をする団体を支援。
日本製紙株式会社「森と紙のなかよし学校」
日本製紙菅沼社有林(群馬県片品村)で、小学生親子を対象に第24回目の環境教育プログラムを実施。
実施日:2019年9月7日~8日
HP:第24回森と紙のなかよし学校
サントリーホールディングス株式会社 東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」
  チャレンジド・スポーツ支援事業

サントリー02 アンプティサッカー体験
サントリー01 車椅子バスケットボール体験
東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、2014年9月から、チャレンジド・アスリートの支援を実施。東北3県(岩手・宮城・福島)を対象に、各県の行政担当者や障がい者スポーツ協会からのニーズの把握、アスリートや競技団体とのネットワーク構築を担当。
HP:第6期サントリー・チャレンジド・アスリート奨励金
 
プログラム
実施事業
チャレンジド・
アスリート奨励金
・第6期2020年度は21団体、個人46名に約3,600万円の奨励金を給付。個人部門のべ294名、団体部門のべ129団体に助成。計約2億600万円。
チャレンジド・
スポーツアカデミー
・障がい者スポーツに対する理解を深めるため「アスリート・ビジット」として、チャレンジド・アスリートなどが3県の学校を訪問。子どもたちへの講演や車椅子バスケットボール競技体験会を7回実施。
・一般向けに、岩手県陸前高田市で「チャレンジド・スポーツ体験教室」として、6つの競技体験とアスリートのトークショーを実施。
チャレンジド・
スポーツ育成サポート
・障がい者スポーツ育成のため、車椅子スポーツ導入教室を、岩手県、宮城県で実施し、障がい者スポーツのすそ野拡大に向けた講座を実施。
 2017年度まで指導を受けていた受講生が講師役として関わり始めました。
 
フィリップ モリス ジャパン合同会社「災害復興支援ボランティアの受付業務支援」
災害復興支援ボランティアの受付業務支援。
会場:宮城県名取市、石巻市、岩手県釜石市、愛媛県宇和島市
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社「PGF生命オープンアカデミー」運営支援
都内2校での授業実施支援と、2020年度に向けたプログラム企画のための調査を実施。
実施校:日出学園中学校高等学校    中学3年生96名
    武蔵野大学附属千代田高等学院 高校1年生71名
「アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2019」~NPOリーダーのためのリーダーシップ育成プログラム~
アメリカン・エキスプレス財団の助成を受けて開催。2019年度(第11期)までの卒業生は累計で431名。
HP:アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2019
米倉誠一郎
総合監修:米倉 誠一郎 氏
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授
一橋大学イノベーション研究センター 特任教授
一橋大学名誉教授
(1)アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2019(第11期)
   東京会場:2019年5月30日~6月1日 参加:29名
   福岡会場:2019年8月01日~8月3日 参加:29名
 
(2)第11期フォローアップ・セッション
   東京会場:2019年12月10日 参加:19名
   福岡会場:2020年03月03日 参加者:15名(ビデオ会議にて実施)
カリキュラムの構成とねらい
 
顕彰プログラム
 
第17回企業フィランソロピー大賞
企業17/贈呈式集合写真
お顔のあたりにカーソルを当てると、お名前と肩書が表示されます。
詳細は、第17回企業フィランソロピー大賞 ホームページでご紹介しています。
 
研修・セミナー
 
定例セミナー
定例セミナー風景
1991年にスタートした「定例セミナー」は、8月の除く毎月、企業のCSR・社会貢献担当者だけでなく、NPO職員やフィランソロピーに関心を持つ個人や学生を対象に、各分野の第一線で活躍されている学術研究者や先進事例を有する企業の担当者を講師に迎え、講演会を開催しています。フィランソロピーに関する理論や活動の現状を知り、問題意識を持ち、活動ノウハウを蓄積するだけでなく、講師や他の参加者とのネットワーキングの機会にもなっています。2019年度は、12回開催し、のべ403名のみなさまにご参加いただきました。
開催回
開催日
テーマ
講師
開催時の所属先・肩書など
2019.04.17
CSR基礎講座2019-Ⅰ
 SDGs時代の社会と企業~持続可能な社会づくりに求められる企業の視点と戦略~
川北 秀人
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表
2019.05.1600
CSR基礎講座2019-Ⅱ
 ESG投資の最新動向~投資家とともに目指す2030年の社会~
水口 剛
高崎経済大学経済学部 教授
2019.05.29
CSR基礎講座2019-Ⅲ
 社員ボランティアの立場から企業のCSRを考える
山崎 直子
UBS銀行東京支店 ウェルス・マネジメント本部 ディレクター
2019.06.1100
CSR基礎講座2019-Ⅳ
 CSR担当者の役割と課題
木村 純子
キヤノン株式会社 CSR推進部 部長
2019.06.2400
CSR基礎講座2019-Ⅴ
 SDGsの本質を失わないために~CSR担当者が果たすべきこと~
川廷 昌弘
株式会社博報堂DYホールディングス グループ広報・IR室
 推進担当部長
2019.07.2500
SDGsの本質~「誰一人取り残さない」社会の実現のために~
黒田 かをり
一般財団法人 CSOネットワーク 事務局長・理事
2019.09.1800
障がい者雇用への新しい道筋
金子 健二
株式会社マーキュリー管理部総務人事課
2019.09.1800
障がい者雇用への新しい道筋
那部 智史
NPO法人AlonAlon 理事長、A&A株式会社代表取締役
2019.10.0800
社内にSDGsを浸透させる
小谷 美樹
積水ハウス株式会社 CSR部 部長
2019.10.0800
社内にSDGsを浸透させる
喜納 厚介
パナソニック株式会社 CSR・社会文化部 事業推進課 課長
2019.11.1200
施設訪問/社会インフラとしての老人ホームに学ぶ高齢者問題
岩城 隆就
株式会社さんわ、シルバーヴィラ向山、アプランドル向山
代表取締役・社会福祉士
2019.12.0500
ESD(持続可能な開発のための教育)に社内浸透のヒントを学ぶ
阿部 治
立教大学 社会学部・大学院教授
2020.01.1600
東京オリンピック・パラリンピックのレガシーをSDGsの視点から考える
星加 良司
東京大学大学院
教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授
2020.02.0500
企業による文化・芸術支援の意義と課題を考える
片山 正夫
公益財団法人セゾン文化財団 理事長
 
  
・開催回をクリックすると各回の概要をご覧いただけます。
・第1回(1991年10月23日開催)からの全開催一覧・全講師一覧は、こちら をご覧ください。
・直近の開催セミナーは、こちら でご案内しています。
 
 
関西セミナー
関西で開催する定例セミナーとして、大阪で2回開催し、のべ56名のみなさまにご参加いただきました。
開催回
開催日
テーマ
講師
開催時の所属先・肩書など
2019.07.24
社内にSDGsを浸透させるヒント
小谷 美樹
積水ハウス株式会社 CSR部長
2019.07.24
社内にSDGsを浸透させるヒント
喜納 厚介
パナソニック株式会社 CSR・社会文化部 事業推進課 課長
2019.11.11
SDGsで自分を変える、未来が変わる
川廷 昌弘
株式会社博報堂DYホールディングス CSRグループ 推進担当部長
 
・開催回をクリックすると各回の概要をご覧いただけます。
・第1回(2013年1月24日開催)からの全開催一覧・全講師一覧は、こちら をご覧ください。
・直近の開催セミナーは、こちら でご案内しています。
 
 
エグゼクティブセミナー
大久保和孝氏第3回講師の大久保和孝氏
2019年度は、「SDGs時代の経営と人材育成を考える」をテーマに、5回シリーズで開催しました。
企業を取り巻く社会経済環境は大きく変わり、ESG投資の流れをみても、CSRの取り組みに対する企業トップの理解や行動は不可欠になっています。さまざまな業種・地域・規模の企業役員にご参加いただき、充実した議論を交わすことができました。
 
HP:2019年度エグゼクティブセミナー
 
開催回
 開催日
  テーマ
 講師
 開催時の所属先・肩書など
2019.10.25
深化するCSR調達 国際的な潮流と課題
 ・SDGs時代の「経済成長」と「社会発展」の捉え方
 ・「サステナブル経営」実現のためのポイント
 ・SDGs達成を加速するサプライチェーンマネジメントとは ほか
足立 直樹
株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役
2019.11.14
自立した従業員と共に創るCSR経営
 ・SDGs時代の「企業」と「従業員」の関係性
 ・CSR経営を実践する人材を育てるための方策と課題
 ・CSRの社内浸透を図るためのポイント ほか
山崎 直子
UBS銀行東京第一営業本部
ウェルス・マネジメント本部 部長
2019.12.11
経営者視点からのCSR・SDGsへの取り組み~企業価値向上のための実践~
 ・SDGs時代の「企業」と「社会」の関係性
 ・SDGsを中核に据えた事業開発のポイント
 ・未来志向の人材を育成するためには ほか
大久保 和孝
株式会社大久保アソシエイツ 代表取締役社長
公認会計士・公認不正検査士
2020.1.23
SDGs達成にむけて金融の果たす役割とは~ESG投資の深化から~
 ・ESG投資の世界的な潮流と国内の動向
 ・持続可能な社会をめざした資金調達・消費のあり方 ほか
河口 真理子
株式会社大和総研 調査本部研究主幹
2020.2.20
SDGs時代の企業経営におけるダイバーシティと人権
 ・日本型組織の弊害と繰り返す不祥事の本質
 ・SDGs時代に求められる人権意識
 ・ダイバーシティ就労の実現に向けたプロセスと課題 ほか
村木 厚子
津田塾大学客員教授
元・厚生労働事務次官
公益社団法人日本フィランソロピー協会理事
 
 
Stone Soup Club
Stone Soup Club主に企業のCSR担当者の企画による視察、対話型セミナーなどの勉強会です。「Stone Soup Club」という名称の由来は、ヨーロッパの寓話「Stone Soup」から。大きな鍋(場)を用意するので、さまざまな人がさまざまな具材(知恵)を持ち寄って、おいしいスープを作ろう(新たな何かを生み出そう)!という思いを込めています。
 
HP:第44回 Stone Soup Club
 
開催回
 開催日
  テーマ
 参加団体
2019.12.12
真に役立つ“ボランティア活動”を実現するために ~企業人と団体との交流会 Vol.1~
一般社団法人日本ALS協会
一般社団法人日本パラサイクリング連盟
SMA家族の会
特定非営利活動法人ぷるすあるは
認定特定非営利活動法人よりどりみどり
 
 
企業からNPOへの物品寄贈「あげます・もらいます」
企業から物品などの提供を受け、必要とするNPOへ橋渡しする「あげます・もらいます」事業を行なっています。2019年度は、13社からの提供品を39団体へ寄贈しました。
 
HP:あげます・もらいます
<2019年度寄贈企業と物品一覧>
 
寄贈企業(50音順)
寄贈物品
アステラス製薬株式会社
バスタオル
株式会社インフォメーション・ディベロプメント
お米・絵本
株式会社J-オイルミルズ
文具類、自社商品
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
メモ帳、ハサミ、毛糸
 
デスクライトデスクライト
エプロンエプロン
ジョンソン・エンド・ジョンソン グループ
 アクテリオン ファーマシューティカルズ
 ジャパン株式会社
文具類
ジョンソン・エンド・ジョンソン グループ
 ヤンセンファーマ株式会社
ファイル類ファイル類
楽天株式会社
楽天オリジナルグッズ
 
 
 
 
調査・報告書
企業における個人寄付促進の方法の一つとして、マッチングギフトの普及をめざし、アンケート調査を実施し、報告書を発行しました。
アンケート調査の概要
調査対象企業
500社
(公益社団法人日本フィランソロピー協会会員企業、
 および東洋経済「CSR企業ランキング」上位500社から抽出)
回収数(回収率)
126社(25.2%)
調査実施期間
2019年11月・12月
調査方法
アンケートをe-メールおよびWeb経由で依頼し、回答をe-メールで回収
 
「アンケート調査レポート」(報告書)は、日本フィランソロピー協会の出版物 のページからお求めいただけます。
 
共生社会づくり
社会の誰もが、かけがいのない存在として尊重される「居場所と出番のある地域」づくりを目指します。
 
 
郡山市農福連携推進モデル構築事業
福島県郡山市からの受託事業
農福連携とは、農家および農業団体と、社会福祉法人や特定非営利活動法人などの福祉団体が連携して、障がい者や高齢者らの農業分野での就労を支援する取り組みです。
 
この事業の詳細は、農福連携推進モデル構築事業 ホームページでご紹介しています。
 
個人の社会貢献活動支援
一人ひとりの市民が社会をつくる一員として、主体的に社会参加・社会貢献するフィランソロピー社会の実現を目指して、個人フィランソロピーを推進します。
とくに、次世代育成のために、青少年社会貢献活動に取り組んでいます。
 
 
誕生日寄付
誕生日寄付とは、「与えられたいのちに感謝する日として、誕生日を少し違う発想で捉えなおし、「子どもたちの今を支え、未来に希望をつなぐ」ための活動です。誰にも平等にある いのちを授かった日=「誕生日」に、いのちに感謝し、寄付という形で表す習慣を広げたいと考えます。
 
HP:誕生日寄付
2019年度 寄付総額:10,839,715円(寄付人数:235名)
(2019年7月6日に開催した誕生日寄付チャリティーパーティのチャリティーオークションによる寄付金額 531,500円を含む)
 
カテゴリ別寄付金額
(1)生きるを支える:
(2)学びを支える :
(3)外国人を支える:
4,555,105円
2,075,450円
4,209,160円
 
総額:
10,839,715円
< 2019年度の寄付先 >
(1)生きるを支える
虐待や家庭崩壊などにより、厳しい現実から逃げてきた子、風俗産業や暴力団に頼らざるを得ない子、もう一度、人生をやり直したい子どもたちを守り支える。
 
社会福祉法人カリヨン子どもセンター
一般社団法人若草プロジェクト
(2)学びを支える
貧困や家庭環境の悪化などから学習機会を奪われ、学習意欲を失った子、貧困から中学校などに行けなかった大人の学び直しなどの学習支援。
 
福島に公立夜間中学をつくる会
一般社団法人 岡山に夜間中学校をつくる会
(3)外国人を支える
いじめ、非行、引きこもり、親からの虐待などにより苦しんでいる海外にルーツを持つ子どもたちの居場所づくりや学習支援。
 
特定非営利活動法人大泉国際教育技術普及センター
特定非営利活動法人青少年自立援助センター
YSCグローバル・スクール
寄付者からのメッセージ(抜粋)
◎両親を早くなくした自分がここまで生きてこられたのも、たくさんの人たちのおかげです。少しですが困っている人にエールを届けたいです。
◎歳を重ねた日に、社会に少し役に立てる、そんなことがうれしく思えるようになりました。
◎縁あってこの国で育ちつつあるすべての子どもたちが、いつものびやかでいられますように。一人ひとりの子どもが、自分の心を支えられるニホン語をしっかり身につけられますように。
◎68回目の5月、大好きな季節。ところが今回のGWは新型コロナ騒動で一変、StayHome週間という辛い月に。世の中の有様も社会の考え方も変わっていくことだろう。でも素晴らしい自然と日々の何気ない人間の営みの大切さは、これからの子どもたちにも元気に引継いでいってもらいたい。
 
 
 
フィランソロピー名刺
障がいや難病などハンディキャップのあるアーティストの作品を利用した名刺を制作・販売。名刺の受注で得た一部収益を、アーティストや所属団体に還元。名刺の印刷も福祉作業施設に委託し、障がい者の可能性と経済的自立の支援につなげています。
  ・2019 年度の制作件数:376件。
フィランソロピー名刺は、ホームページからご注文いただけます。
 
HP:1枚の名刺からはじめる社会貢献 フィランソロピー名刺
<2019年度に追加した作品>
お好みの作品の上にマウスを置くと、右上の名刺見本の画像が変わります。
2019.4.1追加
羨む月
2019.6.1追加
雨に守られて
2019.8.1追加
世界遺産記念・上五島
2019.10.1追加
家族のカタチ-ノアの方舟より
2020.2.1追加
椿紅白之図
全作品一覧は、フィランソロピー名刺作品集 をご覧ください。
協働する福祉作業施設「公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センター」での作業のようす

【名刺検品作業】
一枚一枚検品し、品質保持に努めています。
 

【宛名書き作業】
宛名の書き順、送付文章の作成、同封など、ビジネスマナーを習得する機会になっています。
 

【梱包作業】
実習生が、手作業で一つひとつ丁寧に梱包して発送。軽作業が苦手な人も、時間をかけて梱包しています。
 
 
募金・寄付を核にした社会貢献ワークショップ型
チャリティーチャレンジ・プログラム
特別協賛:EY新日本有限責任監査法人
助成  :公益財団法人JKA
協賛  :アクセンチュア株式会社、株式会社ジェーシービー、トヨタ自動車株式会社、株式会社ブリヂストン
Phase 1. 被災地スタディツアー(2019年5月11日~12日)
石巻市石巻日日新聞(ニューゼ)にて、手書きで発行した「6枚の壁新聞」について聞く
東日本大震災発災後の復興の経緯を学び、「今なお、誰が取り残されているのか」「なぜ取り残されたのか」について考え、課題としました。
 
訪問地:宮城県石巻市、女川町
参加者:56名(東京都、千葉県、宮城県、福島県の中高生、大学生ボランティア、企業ボランティア)
協力 :太田倫子氏(石巻日日こども新聞)、須田善明氏(女川町長)
Phase 2. 東京ワークショップ(2019年7月13日~15日)
東京都内で募金活動を実施
5月の被災地スタディツアーで気づいた課題について、中高生ができることを考えると同時に、募金活動、ユニバーサル運動会を開催。新たな気づきとともに、自分たちは何をすべきかを発表しました。
 
会場 :東京都内
参加者:100名
参加者:(東京都、千葉県、宮城県、福島県、熊本県からの中高生、大学生ボランティア、 企業ボランティア)
協力 :太田倫子氏(石巻日日こども新聞)
◆ 協力 :カルビ―株式会社、サントリーホールディングス株式会社、東京大学
Phase 3. 西日本豪雨被災地視察ツアー(2019年11月16日~17日)
広島市で原爆ドームを見ながら、原爆について伝える語り部の話を聞く
2018年の西日本豪雨被災地であり、原爆の記憶を70年伝え続ける広島で、「災害の記憶を伝えること」について考えました。
 
訪問地:広島県坂町、広島市平和記念公園
参加者:32名(東京都、宮城県、福島県、熊本県からの中高生、大学生ボランティア)
協力 :特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター
 
 
 
学校の寄付活動支援・社会貢献活動支援
寄付育
地域課題を題材にした課題解決学習を通して、子どもたちの「生きる力」を育てる教育機会を創出、普及する事業です。
・実施事項
事業設計の相談
寄付先候補団体の推薦
校外での依頼状配布
募金寄付活動のサポート
・実施校
東京都杉並区立杉並和泉学園
・対象生徒
中学3年生 55名
・実施期間
2019年6月から9月にかけての14時間および寄付贈呈式
・実施概要
1. レクチャー(地域の社会課題について)
2. 地域で活動する団体による活動紹介
3. ディスカッション(地域のこども食堂を寄付先に決定)
4. 募金活動(募金額:273,545円)
団体によるプレゼンテーション
寄付先を決めるディスカッション
街に出て募金活動
 
社会貢献活動支援
主に中学2年生を対象とする「職場体験学習」の受け入れ企業を紹介しました。
・実施校
東京都江東区立深川第二中学校2年生
・受入企業
NECソリューションイノベータ株式会社
・実施期間
2019年8月27日~29日
・職場体験学習
ICT企業の仕組みと「障がい者」をテーマに。地域の福祉施設が、同社で実施する月1回のマルシェを手伝いながら、障がい者について、企業と地域の障がい者福祉団体・施設との関係について学ぶことができました。
福祉施設のお菓子やお弁当を、スタッフとともに会社のロビーで販売
 
出版事業
フィランソロピーを拡げる啓発活動としての出版事業。
 
機関誌『フィランソロピー』
2019年度末で通巻396号となる機関誌『フィランソロピー』(隔月発行)では、社会課題を特集として企画。企業の先進事例や個人・NPOの活動をご紹介しています。
 
 
No.391/2019年4月号
No.392/2019年6月号
No.393/2019年8月号
No.394/2019年10月号
No.395/2019年12月号
No.396/2020年2月号
  
・表紙画像をクリックすると、各号のご案内ページに移動します。ご購読もお申込みいただけます。
・最新号のご案内は、こちら から。
・2008年からのバックナンバーは、こちら のページでご覧いただけます。
<表紙について>
おもに知的・精神障がいのある方の作品をご紹介することで、多彩な個性、自在な表現を感じていただければと、全国からアーティストを発掘。本誌表紙を通じ、多様な才能を世の中に紹介したいと活動を続けています。目次ページには、作者のプロフィールや作品の背景なども掲載しています。これらの作品は、フィランソロピー名刺 にも一部使われています。
 
 
職員紹介
倉光恭三(くらみつ きょうぞう)/常務理事・特定行政書士
当協会の最高位の理念ともいうべき「誰も取り残さない社会」の実現を目指して、理事長の強きリーダーシップの下、職員たちは日々懸命に、新たな事業の創出に取り組んでいます。そんな彼らを、常務理事/特定行政書士として、法務・行政・コンプライアンスの部分から支援し、気持ちよく仕事のできる環境づくりに努力しています。
青木 高(あおき たかし)/事務局長
東京オリンピック・パラリンピック後のレガシーをどうするかとともに、with/after コロナの社会貢献活動をどうするか考えていかなくてはと思います。そのためにさまざまな方々とオンライン/オフラインでのコミュニケーションを取りながら学んでいきたいと思います。
石川紗織(いしかわ さおり)
社会課題が複雑化する中で、自然災害も多く発生し、肥大化したりこぼれ落ちたりする課題に対して、課題を正確に捉えること、多様化するセクター間が協業することの必要性を強く感じています。社会課題への解決に向けて、自ら考えて動いていきます。
内田陽子(うちだ ようこ)
フィランソロピー活動に関わる企業、非営利団体、個人の方々と日々仕事をする中で、それぞれ立場や思いの異なる人々の間を繋ぎ、価値を生み出していくことのお役に立てるよう努力していきたいと思います。
近藤尚子(こんどう なおこ)
機関誌の編集をしています。社会課題や新たな価値創造に取り組む多様な方々のお話を聞き、先進事例などを紹介しています。社会課題が複雑に構造化されるなかで、さらにコロナ禍という受難。改めて他者を思うことの大切さについて考えています。
高野江美(たかの えみ)
NPOと企業社員をつなぐボランティアウェブ等を主に担当しています。環境系NPOを経て2020年2月に入職し、さまざまな社会課題に触れ、勉強の日々です。人と人がつながることが課題解決の力になるとの思いから、1つでも良かったと言っていただけるご縁をつくるお手伝いができたらと思っています。
谷村節子(たにむら せつこ)
総務・経理を担当しています。在宅勤務が続く中、緊急事態宣言が解除され職員が一堂に会したときには、オンラインでは伝わらない一人ひとりのリアルな身体が発する波動に喜びを感じました。働き方が変化していく中でその事は忘れないようにしたいと思います。
畠山礼光(はたけやま のりみつ)
某メーカーは通勤という概念を無くして、テレワークを全面導入するそうです。改めて「通勤」、「オフィス」の意味を考えています。当たり前を考え直すことが社会を変えることにつながるのかもしれませんね。「ワーク」にも「ライフ」にも活かしたいと思います。
藤原美樹(ふじわら みき)
セミナー等を担当しています。自然災害や環境問題など、私たちを取り巻く世界が大きく変化する中で起きたコロナ禍。それは私たちの生き方の問題点を再認識させる警告のようにも感じます。今、まさに歴史の転換点のただ中にいることを実感しながら、少しでも社会に貢献してゆきたい。
宮本 栄(みやもと さかえ)
顕彰事業や助成事業、企業の社会貢献プログラムの支援業務を担当しています。感動や素晴らしい方々に出会えることが仕事の魅力ですが、各地で、もっと多くのフィランソロピー活動がさり気なく、かつ本気で行なわれているのだと思います。そんな「さり気なさと本気」をキャッチできる人間でありたいと思います。
村井大士(むらい だいし)
インターンとして始め、最初はできることが少なかったのですが、周りの助けもあり、日々成長を実感しています。「あげます・もらいます」という事業を担当しています。ご提供品を必要とする団体に橋渡しします。ご利用いただければ幸いです。
協会の事業をもっと知っていただくために、2020年2月から職員が自ら動画を撮影する取り組みを始めました。ITにそれほど強くない職員ばかりですので、試行錯誤しながら作成しています。
協会ホームページ でも掲載していますので、ぜひご覧ください。
資料編
 
寄付マッチングプログラム(NPOへの支援)2019年度実績
寄付元企業
寄付先団体
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
公益財団法人 熊本YMCA
株式会社 NTTデータ
公益財団法人 あすのば
特定非営利活動法人 ACE
特定非営利活動法人 ReBit
株式会社 かんぽ生命保険
特定非営利活動法人 北海道森林ボランティア協会
特定非営利活動法人 もりねっと北海道
特定非営利活動法人 吉里吉里国
特定非営利活動法人 宮城県森林インストラクター協会
特定非営利活動法人 白神ネイチャー協会
特定非営利活動法人 いわきの森に親しむ会
特定非営利活動法人 宍塚の自然と歴史の会
特定非営利活動法人 トチギ環境未来基地
特定非営利活動法人 フォレストぐんま21
特定非営利活動法人 竹もりの里
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所
特定非営利活動法人 JUON(樹恩)NETWORK
特定非営利活動法人 森のライフスタイル研究所
特定非営利活動法人 かみえちご山里ファン倶楽部
特定非営利活動法人 きんたろう倶楽部
特定非営利活動法人 角間里山みらい
特定非営利活動法人 しずおか環境教育研究会
特定非営利活動法人 穂の国森づくりの会
特定非営利活動法人 森林の風
特定非営利活動法人 里山保全活動団体遊林会
特定非営利活動法人 里山ねっと・あやべ
特定非営利活動法人 森林ボランティアトモロス
特定非営利活動法人 豊かな森川海を育てる会
特定非営利活動法人 自然回復を試みる会・ビオトープ孟子
特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部
特定非営利活動法人 ひろしま人と樹の会
特定非営利活動法人 徳島県森の案内人ネットワーク
特定非営利活動法人 朝霧森林倶楽部
特定非営利活動法人 山村塾
特定非営利活動法人 おおむら里山村づくり委員会
特定非営利活動法人 天明水の会
特定非営利活動法人 アイラブグリーン大分
特定非営利活動法人 森と木の研究所
特定非営利活動法人 おきなわグリーンネットワーク
Fidelity Asia Pacific Foundation
特定非営利活動法人 アスイク
株式会社 ジェーシービー
特定非営利活動法人 じぶん未来クラブ
一般財団法人 オーバーザレインボウ基金
一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校
特定非営利活動法人 HERO
特定非営利活動法人 みやっこベース
公益社団法人 こどもみらい研究所
一般社団法人 aichikara
一般社団法人 Bridge for Fukushima
特定非営利活動法人 釜石東部漁協管内復興市民会議
一般社団法人 イシノマキ・ファーム
認定特定非営利活動法人 環境リレーションズ研究所
特定非営利活動法人 熱気球運営機構
特定非営利活動法人 つながりデザインセンター・あすと長町
特定非営利活動法人 カリタス釜石
特定非営利活動法人 居場所創造プロジェクト
任意団体 地域支援団体釜石支援センター望
特定非営利活動法人 総合型りくぜんたかた
一般社団法人 チーム王冠
公益社団法人 3.11 みらいサポート
特定非営利活動法人 移動支援Rera
一般社団法人 ウィーアーワン北上
特定非営利活動法人 ワンファミリー仙台
一般社団法人 みやぎ連携復興センター
特定非営利活動法人 ふくしま30 年プロジェクト
特定非営利活動法人 ふよう土2100
一般社団法人 こころスマイルプロジェクト
特定非営利活動法人 ポラリス
特定非営利活動法人 こども(むげん)感ぱにー
認定特定非営利活動法人 心の架け橋いわて
株式会社 電通アドギア
公益財団法人 みらいファンド沖縄
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
特定非営利活動法人 認知症フレンドシップクラブ
特定非営利活動法人 難病のこども支援全国ネットワーク
特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会
TOYO TIRE 株式会社
任意団体 海洋環境防災調査研究会
任意団体 小千谷市の棚田を守る会
特定非営利活動法人 NPO クワガタ探検隊
特定非営利活動法人 公益のふるさと創り鶴岡
特定非営利活動法人 おおいた環境保全フォーラム
特定非営利活動法人 棚田LOVER's
特定非営利活動法人 すいた環境学習協会
任意団体 黒松内ぶなの森自然学校運営協議会
特定非営利活動法人 くまもと未来ネット
特定非営利活動法人 スバ・ランカ協会
特定非営利活動法人 里山倶楽部
特定非営利活動法人 エコ・コミュニケーションセンター
任意団体 高砂海浜公園海辺の保全集いの会
特定非営利活動法人 ニランジャナセワサン
特定非営利活動法人 R.I.La
特定非営利活動法人 小網代野外活動調整会議
特定非営利活動法人 SoELa
一般社団法人 BC-ROBOP 海岸工学会
一般社団法人 モザンビークのいのちをつなぐ会
株式会社 ファンケル
公益財団法人 みちのく未来基金
特定非営利活動法人 ツリーフィールド 石狩事業所 生活介護あいあい
特定非営利活動法人 わいわいしらかば
  青森市地域活動支援センターWaiWai はうすコスモス
社会福祉法人 訪問の家(生活介護事業所 朋)
特定非営利活動法人 障害者支援グループ昂
社会福祉法人 松原愛育会 石川療育センター
特定非営利活動法人 ぬくもり
社会福祉法人 千翔会
社会福祉法人 じねんじょ
特定非営利活動法人 歩
特定非営利活動法人 ニコちゃんの会 
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
特定非営利活動法人 あつま森林むすびの会
 
株式会社 三井住友銀行 ボランティア基金 
(テーマ選出)
特定非営利活動法人 女性ネットSaya-Saya
特定非営利活動法人 海さくら
特定非営利活動法人 3keys
特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
特定非営利活動法人 キャリア・デザイナーズ
特定非営利活動法人 ちばMD エコネット
特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン
特定非営利活動法人 エンパワメントかながわ
特定非営利活動法人 にわとりの会
特定非営利活動法人 青少年自立支援施設淡路プラッツ
特定非営利活動法人 ノーベル
特定非営利活動法人 抱樸
特定非営利活動法人 ソルト・パヤタス
特定非営利活動法人 Class for Everyone
特定非営利活動法人 SEEDS Asia
 
(社員ボランティア先から選出)
特定非営利活動法人 災害救援レスキューアシスト
特定非営利活動法人 アジアの障害者活動を支援する会
特定非営利活動法人 TERACO
特定非営利活動法人 ワーカーズ・コレクティブオリーブ
特定非営利活動法人 病気の子ども支援ネット 遊びのボランティア
株式会社 ゆうちょ銀行
特定非営利活動法人 シマフクロウ・エイド
特定非営利活動法人 わたりグリーンベルトプロジェクト
特定非営利活動法人 足尾に緑を育てる会
特定非営利活動法人 暮らし・つながる森里川海
特定非営利活動法人 ふるさとの森づくりセンター
特定非営利活動法人 新潟水辺の会
特定非営利活動法人 河北潟湖沼研究所
特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー
特定非営利活動法人 加茂女
特定非営利活動法人 西中国山地自然史研究会
特定非営利活動法人 由良野の森
特定非営利活動法人 おおいた環境保全フォーラム
特定非営利活動法人 おきなわグリーンネットワーク
株式会社 LIFULL
特定非営利活動法人 駆け込みシェルター釧路
特定非営利活動法人 フェミニストサポートセンター・東海
特定非営利活動法人 女のスペース・にいがた
特定非営利活動法人 女性のスペース「結」
社会福祉法人 カリヨン子どもセンター
特定非営利活動法人 子どもシェルターぐんま
特定非営利活動法人 子どもセンター・ピッピ
特定非営利活動法人 なんみんフォーラム
一般社団法人 つくろい東京ファンド
個人1名
お金で学ぶさんすう
 
財務データ
財務諸表および事業計画書・事業報告書は、こちら をご覧ください。
 
 
会員数の推移
0000
2015年度末
2016年度末
2017年度末
2018年度末
2019年度末
正会員(法人)
33
29
27
26
25
賛助会員(法人)
81
88
93
101
102
賛助会員(個人)
83
88
91
97
84
最新の法人会員一覧は、こちら をご覧ください。
 
役員・顧問
役員一覧 ホームページをご覧ください。
2019年度 ANNUAL REPORT おわり