ホーム > フィランソロピー事業 > 顕彰 > まちかどのフィランソロピスト賞 受賞者一覧

まちかどのフィランソロピスト賞 受賞者一覧

過去贈呈先

2010年 第13回贈呈
若槻 一夫(わかづき・かずお)氏

「今の自分があるのは亡き両親、そして故郷のおかげ」と、1972年から、生まれ故郷である島根県仁多郡奥出雲町亀嵩地区の75歳以上のお年寄り全員に「敬老の日」のプレゼントを続けており、その累計は3,500万円以上にのぼる。

青少年フィランソロピスト賞【文部科学大臣賞】大阪府立長吉高等学校

長吉高等学校は1998年より「チャリティーリレーマラソン」を実施し、ネパールの子どもたちの就学支援を行なっている。チャリティーリレー マラソンは趣旨に賛同する人から1キロを1円換算で、1口100円の寄付を募り、ランナーは襷をつなぎながらゴールを目指すもの。 その累計は約1,000万円にのぼり、今日までにネパールに小学校4校を建設、300名近くの子どもたちに奨学金を贈っている。

青少年フィランソロピスト賞【奨励賞】大阪府立東住吉高等学校

東住吉高等学校では、長吉高等学校の活動に触発され、2007年よりネパールの子どもたちへ奨学金を贈る「チャリティー100qリレーマラソン」を 実施。ランナーは襷をつなぎながら1周250メートルの校庭をリレーでつないで400周し、趣旨に賛同する人から1キロにつき1円換算で1口100円の 寄付金を募る。

青少年フィランソロピスト賞【奨励賞】長野県立大町北高等学校

大町北高等学校は、1985年から「アジア・アフリカ難民支援運動」として、主にマリ共和国への物資を寄贈している。生徒が各家庭から回収した段ボール箱で200箱分もの物資とともに 手紙を贈っている。

青少年フィランソロピスト賞【奨励賞】東京都江戸川区立小学校

東京都江戸川区の公立小学校では、子どもたちの思いやりの心を育むことを目的に1979年から「お年玉募金」を行なっている。31年間の寄付金額の累計は2,000万円以上にのぼる。

青少年フィランソロピスト賞【奨励賞】東京国際学園高等部

東京国際学園高等部は、1996年より、貧困に苦しむラオスの子どもたちを支援する活動をスタート。「途上国で、学校に通いたくても通うことができない子どもたちのために、自分たちの手で学校を贈りたい」という生徒たちの発案により、同じアジアの地域で、学校が5000校も不足しているラオスへの支援を決定した。

2009年 第12回贈呈
大川瑜美子(おおかわ・ゆみこ)氏

社会福祉法人日本聴導犬協会(本部・長野県上伊那郡宮田村)への寄付や支援を2002年から継続している。設備購入のための寄付に加え、同協会の関西支部として自宅の一部を提供している。

濱崎一途(はまさき・かずと)氏

2004年10月より高知市帯屋町の路上で詩を作成、それを筆で色紙に書いた作品を販売しており、2005年からは、その売り上げから、自身が11年間過ごした児童養護施設をはじめ、高知県内の同様の施設へ毎年一施設ずつ、10万円分の書籍や本棚、スポーツ用品などを寄贈している。

【特別賞】岩隈久志(いわくま・ひさし)氏

大阪近鉄バファローズ在籍中の2002年から児童養護施設訪問を続け、2005年に東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍後は、毎年宮城球場に年間シートを10席購入し、養護施設の子どもたちを招待している。夫人が結婚前に保育士を目指していた影響も大きく、環境に恵まれない子どもたちへの支援を惜しまずに続けている。

【青少年部門賞】新発田中央高等学校 吹奏楽部

チャリティー・キャンペーンとしての演奏会の収益金を、1981年から地元新発田市、社会福祉協議会、児童養護施設、障害者施設、高齢者施設等へ寄付し続けている。

2008年 第11回贈呈
今野 忠成(こんの・ただなり)氏

神奈川県川崎競馬場の騎手である今野さんは、1996年から、児童養護施設「聖園(みその)子供の家」に、獲得賞金から毎年50万円の寄付を行っている。この施設は今野騎手自身が家庭の事情で小学三年から中学を卒業するまで過ごした施設であり、毎年末に本人が直接寄付金を届けている。

三島 治(みしま・おさむ)氏

静岡県磐田市の寝具販売店「菊屋」経営の三島さんは、アフリカでは蚊が媒介する風土病のマラリア対策として、日本の蚊帳が大きな威力を発揮していることを知り、蚊帳を寄贈する活動を1995年から続けている。蚊帳の素材にも気を配り、化学薬品を使用しない麻素材にこだわり続けている。

【特別賞】赤星 憲広(あかほし・のりひろ)氏

阪神タイガースの赤星選手は、「ハンディキャップのある人にも球場に来て野球を観戦してほしい」との思いから、2003年より、そのシーズンで記録した盗塁数に応じて全国の病院や福祉施設に車椅子を寄贈する活動を続けている。

【青少年部門賞】戸津 亜里紗(とづ・ありさ)さん

専修大学4年生の戸津さんは、10年前からインドネシアの障害児へ中古車椅子を贈り続けている。脊髄性筋萎縮症を患う戸津さんは、生まれつき全身の筋力が弱く、小学校にも車椅子で通学をしていた。小学5年のときに電動車椅子に切り替えた際、「いらなくなった車椅子を誰かに譲ろう」と考えたのがきっかけ。

2007年 第10回贈呈
宗次 徳二(むねつぐ・とくじ)氏

「若い演奏家に発表の場を与え、もっと多くの人にクラシックに接してもらいたい」と、地域貢献も視野に、名古屋市の繁華街にクラシック専用の「宗次ホール」をオープン。

【特別賞】北澤 豪(きたざわ・つよし)氏

地雷の撤去活動など、世界各地の劣悪な環境に置かれた子ども達への支援を目的とするNGO「THE FOOT」を自ら設立し、カンボジアの学校を訪問してサッカー教室の開催やサッカーボールをプレゼントする活動を行なう。

【青少年部門賞】高知市立高知商業高等学校

『高知ラオス会』を設立し、ラオスの教育支援のために総額15,753,276円を寄付。

2006年 第9回贈呈
伊倉 二郎(いくら・じろう)氏

「ひかり幼児園」設立し、その敷地内には平和祈念の碑を建立。2006年、幼稚園を閉園し園地の一部、580平方メートル(8,000万円相当)の土地を子どもたちのための平和祈念公園として相模原市に寄付。さらに相模原市在住の私費留学生に年間6万円の奨学金を支給する相模原国際奨学基金を創設。274名の奨学生が巣立った。

【特別賞】馬渕 隆一(まぶち・たかいち)氏

東南アジアや中国などから年間約20人の留学生を日本に招き、学費・生活費を支援するマブチ国際育英財団を創設

【青少年部門賞】愛知県高校生フェスティバル実行委員会(名古屋市熱田区)

財政難に陥っている「愛知私学奨学資金財団」に1億円を寄付。

【青少年部門賞】沖縄市立宮里中学校(沖縄県沖縄市)

総合学習の一環として、福祉・ボランティアをテーマに2日で29万円を集め、ミャンマーの集団井戸建設に活用された。

2005年 第8回贈呈
中村美律子(なかむら みつこ)氏

大好きな歌を仕事にできるのは「地域のおかげ、応援してくれる人のおかげ」と地元・東大阪市への寄付を行なう。さらに盲目の夫を支える夫婦愛を歌った「壺坂情話」をきっかけに盲導犬育成のための寄付を開始。

【特別賞】伊藤 州一(いとう しゅういち)氏

日本と中国のこどもたちが友好の架け橋になることを願い、東北部の小学校の建築費を寄付

【青少年部門賞】須崎市立須崎中学校(高知県須崎市)

1961年から45年間に渡って修学旅行で長崎を被爆者を訪問し、千羽鶴、寄せ書きとともに募金を持参。

2004年 第7回贈呈
猪鼻 福松(いのはな ふくまつ)氏

母と故郷への感謝の結実として、地元の稲荷神社新築工事建設費全額を奉納、日本赤十字社などにも、財産を寄付。

2003年 第6回贈呈
高岡 正明(たかおか まさあき)氏 高岡 照海(たかおか てるみ)氏

高岡正明氏(故人)は、第二次世界大戦中に、戦場に送った教え子の死を追悼し、平和のシンボルとして桜の新種「陽光」を開発、日本をはじめ世界各地に無料で植樹をしてきた。四十年間桜を贈り続けてきた父正明氏との葛藤の末、その遺志を継ぎ、息子である照海氏も現代の「花咲爺さん」として寄贈を続ける。親子二代に贈呈。

2002年 第5回贈呈
西脇 麻耶(にしわき まや)氏

病死した夫の遺志を継ぎ、児童養護施設や里親家庭で養育されている子どもたちに、進学の道を拓く奨学基金を設立。

葭野 久(よしの ひさし)氏

血液ガンで早世した長男の遺志を継ぎ、難病の子どもが入院・治療する際に看病する家族が安心して滞在できる施設を建設。

2001年 第4回贈呈
栗山 みさを(くりやま みさを)氏

学生時代にガリオア留学生として渡米。帰国後、始めた英語サークルの会費をすべて社会福祉団体に寄付。

2000年 第3回大賞・特別賞贈呈
長瀬 隆(ながせ たかし)氏

第二次世界大戦の犠牲者への追悼、敗戦時タイ政府から受けた温情への感謝から、寺院や医療施設、基金の設立。

特別賞:白石 啓文(しらいし ひろふみ)氏
1999年 第2回受賞者・特別賞贈呈
江國 和彦(えぐに かずひこ)氏

重い障害をもつ長女の行く末えを気遣い亡くなった夫人のためにもと、地域の学校等に家業を生かし、石材による彫刻を寄贈。

特別賞:市川 幸雄(いちかわ ゆきお)氏・市川 静江(いちかわ しずえ)氏夫妻
1998年 第1回贈呈
今井 保太郎(いまい やすたろう)氏

たまたま購入した竹薮が、高度成長期に高騰。丁稚奉公の苦しさを知る氏は「不労所得は私するべきではない」と寄付。