
特定非営利活動法人アトピッ子地球の子ネットワーク: 赤城智美さん
ご自身の子どもの食物アレルギーがきっかけでこの団体を設立。アトピーやアレルギー性疾患を持つ患者とその家族を支援し、電話相談事業を行なっている。
プレゼンテーションでは、食物アレルギーに対応できる病院の少なさを訴えると同時に、食物アレルギーを持つ子どもが学校で受けるいじめなど、アレルギーに付随して発生する問題について説明された。

特定非営利活動法人ファミリーハウス: 植田洋子さん
小児がんなど難病の子どもとその家族を支援するために、宿泊施設の提供と電話相談を行なっている。このような施設がないと、家族はホテルに滞在しなければならず、経済的負担が非常に大きい。ファミリーハウスでは、患児は無料、家族は一人1,000円で宿泊施設を提供。同じように難病を患った子どもと家族のコミュニティーができ、お互いを励まし合う利点もある。

特定非営利活動法人日本クリニクラウン協会: 塚原成幸さん
クラウン(道化師)によるコミュニケーションを通じ、子どもたちの想像力、創造力、生きる力を育てることを目標に活動。道化師の格好をして、入院生活を送っている子どもたちの病室を定期的に訪問し、子どもたちに笑顔を引き出す。ときには集中治療室などに入ることもあるので、特別なスキルや知識が必要。病院の数に対し、臨床道化師の数が圧倒的に少ないと訴えた。