研究会主旨
様々な社会&地域課題が複雑に入り混じる昨今、解決に導くための理念として注目を浴びている「Well-being」。Well-beingとは様々な背景をもつ多様化する人々が肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態をつくることです。従来 弱者を守りQOLを上げるためのものとして行政サービスが捉えられ それぞれが縦割りの組織の中で実施されてきましたが、最先端の福祉や社会課題解決の現場を見るにつけ、じつはそれぞれの解決の現場に蓄積されているノウハウが、様々な視点からの新たな価値発見により、複雑化する地域課題解決に向けても有効なのではないか、との仮説を立てました。どの自治体でも、その課題感をもって公民共創も進んできているようですが、一方で社会のあらゆる場面で福祉的支援が必要になってきた現在、福祉だけではなく、教育機関や民間企業における課題解決においても縦割りでの施策に行き詰まりが生じており、横断的なアプローチが喫緊の課題となっています。その解決に向けたポイントが越境人材育成でありそのためのオープンイノベーションの場づくり、プラットフォームです。
本取り組みは、上記を前提にした研究会であり、
◎「真に幸福で元気な地域の在り方とはどういうことか」ということを社会課題&地域課題から見つめる視点と、各福祉分野で構築したスキル、ノウハウを、様々な先駆的な事例から学ぶ
◎ 課題感を共有しつつ 解決策をともに見出し実現していける仲間づくり
を目的に、2022年度、2023年度の2年度にわたり開催しました。※現在は研究会は休止しています
研究会構造

シンポジウム プログラム

