上映映画『まひるのほし』について

■ 映画の背景
1998年、日本フィランソロピー協会の社会貢献活動の一環として制作されたドキュメンタリー映画『まひるのほし』。監督は『阿賀に生きる』で知られる佐藤真氏。
タイトルには、「真昼には見えなくても、そこに確かに輝いている星がある」という思いが込められています。
本作は、知的障がいのあるアーティストたちの創作活動を通して、表現の本質と人間の豊かさを問いかける作品として制作されました。
■ 作品紹介
本作に登場するのは、7人の知的障がいのあるアーティストたち。
武庫川すずかけ作業所で絵を描くシュウちゃん、信楽青年寮で陶器を制作するヨシヒコさん、平塚の工房で創作を続けるシゲちゃんを中心に、作品制作や展示の様子、そして日常生活が描かれます。
啓蒙的でも告発的でもない、ナレーションを排した静かな映像の中で、彼らの創作と日々の営みが軽やかに、時にユーモラスに映し出されます。
観る者は構える必要のない自然な視線の中で、「障がい」という枠を超えた表現の力と人間の豊かさに触れることになります。
※ご参考: この映画と当協会との関わりについては、理事長ブログ もご参照ください。
トークショー
上映後には、本展関係者によるトークショーを開催します。
映画とアート展をつなぐ視点から、表現と社会について語ります。
その後、希望者による交流の時間を予定しています。
映画を通して感じたことを言葉にしながら、参加者同士で思いを分かち合うひとときです。
<<ゲスト>>

田中 正博 さん
独立行政法人国立重度知的障害者総合施設 のぞみの園 理事長
(プロフィール)
1982年10月 民間福祉団体このみを設立。このみは地域内の緊急一時保護専門施設の確立を目指して活動を行う。24時間365日の即応対応が電話一本で行える支援体制を確立。後にレスパイトサービスと呼ばれる。仕組み毎、公立施設に置き換えた後、藤沢で支援センターを立ち上げ、高崎で地域移行にたずさわり、品川で身障会館の館長を引き受ける。知的障害の当事者団体の事務局を行った後、現職。
<<モデレーター>>
高橋 陽子
公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長

■ プログラム
映画上映会 『まひるのほし』18:30 ~ 20:00
トークショー 20:00 ~ 20:30 終了後 希望者による交流会
■ 参加費:1,500 円