第18回StoneSoupClub／東北応援チャリティーパーティー

開催ご報告

2012年4月20日（金）夜、品川駅に近い日本マイクロソフト株式会社のカフェテリアをお借りして、第18回 Stone Soup Club 「東北応援チャリティーパーティー Made in TOHOKU」を開催しました。

このイベントは、東京でもできる被災地支援として企画したもので、当協会会員企業および品川駅周辺の企業40社以上から300名近い社員の皆様のご参加で、三陸の食材を使ったおつまみや地酒を楽しみながら、東北の経済に貢献していただきました。

カフェテリアの一角には「物販コーナー」も設けて、東北三県にある障がい者作業所等で作られた製品や、仮設住宅で暮らす女性たちの手作り雑貨を販売。

2時間半の間に30万円を超える驚異的な売上を記録しました。購入された方からは「こうした形の応援ならいくらでもできる」、「三陸の海産品なら人にあげても喜ばれるので、つい多めに買っちゃいました」という声も聞かれました。

また、パーティー会場に隣接するセミナールームでは、特定非営利活動法人陸前たがだ八起プロジェクト事務局長・蒲生哲（がもう・さとる）さんによるトークセッションを開催しました。被災者に寄り添いながら支援活動をされている蒲生さんならではのお話として、いま被災地で聞かれる人々の生の声や、今後の復興への夢などについて語っていただきました。

ドリンクコーナーでは、東北の地酒と生ビール（提供：日本マイクロソフト株式会社）を

一杯300円以上の寄付金と引き換えに提供。集まった寄付金131,063円は、イベントの最後に、Stone Soup Club 幹事企業代表の藤解和尚（とうげ・かずなお）さん（株式会社ジェーシービー総合企画部 CSR推進室室長）から、蒲生さんに贈呈されました。
この寄付金は、陸前高田の地元行事で、田植えの後に豊作を願って行われる慰労の習慣「さなぶり」で役立てられることになっています。

開催要項を見る

東日本大震災から１年が経過しました。募金や被災地でのボランティア活動なども徐々に減少する傾向にありますが、地元の復興のためにはこれからも息の長い応援が求められています。そうした中、Stone Soup Club では、東京でもできる被災地支援として、当協会の会員企業各社の社員の皆様を対象としたチャリティーイベントを開催します。
このイベントを通じて、被災地の「今」を知り、また、一人ひとりがこれからの復興支援のために「何ができるか」を考える機会としていただきたいと思います。ご家族や友人の方をお誘いあわせの上、奮ってご参加ください。

日　時	2012年4月20日（金）18:30～21:00 （18:00 受付開始）
会　場	日本マイクロソフト株式会社品川本社19階カフェテリア＜所在地＞東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー＜最寄駅＞ＪＲ「品川駅」港南口より徒歩3分＜最寄駅＞京浜急行「品川駅」より徒歩6分＜案内図＞こちらをご参照ください。
参加費	無料
飲食代物販購入	【食べて応援】は、Suica または Pasmo が必要です。【飲んで応援】【買って応援】は、現金でお支払いください。
プログラム	【食べて応援】三陸で水揚げされた魚介・わかめ等、被災地の食材を使ったオードブル（小皿料理）を 350円～500円で販売。【飲んで応援】被災地の地酒やビール等を販売。【買って応援】被災地の障がい者作業所の製品や、被災者の手作り雑貨などを販売。＜販売予定商品例＞・EAST LOOP （手作りブローチ）・ミンナ DE カオウヤ（障がい者作業所商品）雑貨や食料品など、各種取り揃える予定です。・COOP SAORI （さをり織りの小物）・ラブギャザリング（生わかめ）【知って応援】陸前高田市で被災者支援を行っているNPOの代表を招き、被災地の現状と今後必要とされるボランティア活動などについてお話を伺います。＜スピーカー＞蒲生哲（がもう・さとる）さん NPO法人陸前たがだ八起プロジェクト代表理事＜プロフィール＞東京・築地の水産会社でシステムエンジニア・総務の仕事に携わる。1999年4月、故郷・陸前高田のオートキャンプ場モビリアオープンを機に、陸前高田地域振興株式会社に入社、支配人として地元の観光振興に携わる。震災後、キャンプ場は仮設団地に転用。その後、被災者支援のNPOを立ち上げて、アウトドアの専門家としてのノウハウを最大限に活用した避難所運営を行っている。
対　象	・日本フィランソロピー協会会員企業（子会社・関連会社を含む）の・社員および家族・友人 ※ 未成年者はご参加いただけません。
定　員	200名　（満員）
お申込み	受付は終了いたしました。
お問合せ	こちらのフォームをご利用ください。

開催要項を閉じる

Stone Soup Club（ストーン・スープ・クラブ）とは
公益社団法人日本フィランソロピー協会の会員企業（2012年4月20日現在106社）のCSR・社会貢献担当者を対象とした勉強会。2010年4月に発足し、企業フィランソロピー活動の事例や先進的な取り組みをテーマに、情報共有と意見交換を行っている。東日本大震災後には、初めての視察活動として、2011年6月に宮城県（仙台市、石巻市、気仙沼市）、同11月に岩手県沿岸部（陸前高田市、大船渡市、大槌町、釜石市、遠野市）を訪問し、被災地で支援活動に携わる方々のお話を伺った。