2012年8月の Stone Soup Club は、「障がい者雇用促進・社会貢献プログラム開発のための施設視察～障がい者自立支援の現場から学ぶ」というテーマで、三鷹市にある社会福祉法人にじの会を訪問し、３つの事業所を見学させていただくことになりました。

にじの会では、『住み慣れた地域に障がい者が働く場と生活の場を』 という理念のもとに、障がい者の日中活動や生活の場として、８か所の事業所を運営されています。

ことし４月には、三鷹市役所近くにＡ型事業所（雇用契約型）として窯焼きピザのレストランをオープンし、連日ランチに行列が出来るほどの人気店となっています。

Ａ型は都内でもまだ36か所しかなく、同法人の取り組みは、福祉の世界に経営の手法を取り入れながら地域に密着したソーシャル・インクルージョンの好事例として、注目を集めています。

今回は、同法人が運営する３か所の事業所を見学し、理事長の石崎様からお話を伺う予定です。企業のCSR・社会貢献として、障がい者の自立支援にどのようなサポートができるか、ぜひ皆様と意見交換もさせていただきたいと思います。

また当協会では、厚生労働省の平成23年度障害者総合福祉推進事業の委託を受けて、「就労移行支援ガイドブック」（就労移行支援事業の充実強化に向けた先駆的事例研究）を作成しました。こちら からダウンロードしていただけますので、ぜひご参照ください。