公益社団法人 日本フィランソロピー協会(JPA)

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企業フィランソロピー大賞

第10回

選考委員 による書類審査およびヒアリング選考を経て、次のとおり贈呈先(受賞企業)が決まりました。
贈呈式は、2013年2月28日(木)にプレスセンターホール(東京都千代田区)にて開催しました。

企業フィランソロピー大賞

株式会社リコー

(東京都中央区)

同社ウェブサイト

活動の名称:市村自然塾

<贈呈理由>
「市村自然塾」は特定非営利活動法人(NPO)であり、「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした9か月間に亘る通年プログラムで、自然体験活動・異年齢児童との共同生活を通じて、子ども達の健全な育成・成長を支援している。
生みの親である浜田前会長は、「現代は人工物とバーチャルで囲まれて落ち着かない生活が中心になっている。今こそ自然のテンポにどっぷりと浸かることが大事。」との発想から、リコーおよびリコー三愛グループの創業者である市村清氏の誕生100周年を記念して、2002年にこの自然塾を立ち上げた。
さらに、株主の協力を得るための仕組み作りにも大いに新規性があり、「社会貢献活動積立制度」として毎年の利益から一定の資金を積み立て、株主総会ではその資金による活動実績および計画を報告しており、株主への自然塾見学会も定期的に実施されている。
経営理念との関連性については、当活動が同社の企業理念体系の中に明確に位置付けられている。具体的には、企業理念「私たちの使命」では「社会に対する使命」として、「かけがえのない地球を守ると共に、持続可能な社会づくりに責任を果たす。」と表明している。
ここで注目されるのは、「当社の社会貢献活動は、[意志](テーマの選定)と[責任](継続実施)を持って取り組むことが重要と認識している。」としていることである(桜井会長 談)。商品リサイクルシステムなど、環境経営では非常に高い評価を得ている同社であるが、全ての環境活動・社会貢献活動共に「貢献」でなく、企業の「責任」と明確に位置付けている点が、産業界でも特に抜きん出ている。

特別賞

≪働く誇りを共に賞≫

株式会社オージス総研

(大阪市西区)

活動の名称:「はじまるくん」 ~パソコン・リユースによる障害者支援活動~

<贈呈理由>
大阪ガスグループの情報システムを担う同社は、パソコン・リユース事業を展開しているが、「IT企業の特性を生かした社会貢献」を目的として、障害者に対する就労支援と自立支援を柱とした社会貢献活動「はじまるくん」を推進している。
具体的内容としては、①福祉作業所に中古パソコン・リフレッシュ業務を委託することにより障害者の仕事を増やすこと、②福祉施設等に再生されたパソコンを寄贈することにより障害者の自立を支援することである。実績としては、年間百万円のリフレッシュ作業料を12作業所に支出し、内2作業所は累計千台突破。寄贈したパソコンは532台となった。
「はじまるくん」という活動名称は、多くの地域で多くの企業が同じような障害者支援活動をしてくれることを期待し、あまねく広げたいという意味を込めたネーミングである。
経営にとってのこの活動の意義として、平山社長は「社会貢献活動により、社員が自分の会社に誇りを持ってくれる。」と語り、社長自らこの活動推進に深く関与している。中古パソコンを再生してリサイクルする環境保護活動と、障害者に対する就労支援・自立支援をうまく結びつけた先駆的な社会貢献活動であり、高く評価できるものである。

≪地域共生賞≫

京セラ株式会社 滋賀蒲生工場・滋賀八日市工場

(滋賀県東近江市)

活動の名称:地域社会との共生活動

<贈呈理由>
同社では、「社会との共生。世界との共生。自然との共生。共に生きること(Living Together)をすべての企業行動の基本に置き、豊かな調和をめざす。」という経営思想を掲げており、この思想を根幹に、隣接する両工場では協力して「地域社会との共生」を図ることにより、地元住民から愛され続ける企業であることが企業の永続的発展に不可欠と考えている。
この「地域社会との共生」は、地元自治体(滋賀県東近江市)が提唱する地域の将来像に、両工場の将来像を重ね合わせた手作りのCSR活動により推進されている。
具体的には、①自社開発のソーラーサイクルステーション展開(電動アシスト自転車の充電拠点・湖沼の水質浄化・災害時の生活用水の確保)、②グリーンカーテン普及活動(市民へのゴーヤの苗配布)③地元「社会福祉団体」の雇用創出(テストプリント紙の作業発注)④京セラの森づくり活動(工場内里山の整備と水質浄化用炭作り)など多岐にわたる。
両工場社員の参加意識と意欲は極めて高く、その手作り感のある活動内容の幅の広さと継続性、地元自治体および住民への浸透度合いは、地域社会との共生を目指すあらゆる企業CSR活動の模範となるものである。

≪次世代への懸け橋賞≫

ゴールドマン・サックス証券株式会社

(東京都港区)

活動の名称:ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラム

<贈呈理由>
同プログラムは、次世代を担う子供達に焦点を当てた地域コミュニティ活性化を目的として、以下の3つのプロジェクトで構成され、総額3.4億円の寄付で運営されている。
①児童養護施設で暮らす子供の進学支援(支援対象の子供は4年間で650名)
②母子家庭などの一人親就労支援(支援対象の母子家庭は年間40世帯)
③子供の教育や子育てを支援するNPOの基盤整備のためのプロボノ活動
この活動の背景にあるのは、16年前から実施しているコミュニティ・チームワークスで、全ての従業員が年に一日、有給で60~70コースの中から地域貢献活動を選択するものである。
持田社長自らも参加するこの活動は、従業員参加率も80%と非常に高く、この活動を通じて上記3つのプロジェクトも生まれた。従って、日本法人独自の判断で全ての活動に取り組んでおり、ローカライゼーションが進んでいると判断される。
次世代育成や女性支援を社会貢献活動の領域にする企業は多いが、同社は従業員の活動体験を通じて、その中でも最も必要性が高い対象者 [子供分野では児童養護施設、女性分野では母子家庭] を選び取っていることが高く評価できる。

≪チャレンジ・スピリッツ賞≫

株式会社モンベル

(大阪市西区)

活動の名称:モンベルクラブ・ファンド

<贈呈理由>
同社は、登山を中心としたアウトドアスポーツ用品の企画・製造・販売を行っている。創業者の辰野勇会長は、著名な登山家としての経験を生かして、28歳で同社を創業し、今では年商400億円の売り上げで、アウトドアスポーツ愛好家にはよく知られている。
同社が顧客の組織化を進める中で、25年前からポイント・カードを発行し、1,500円の年会費でモンベルクラブの会員を募集しており、現在では37.5万人の会員を擁している。
会員になると、ポイントで商品購入できるのは勿論、会報が年4回届き、各種の会員特典サービスが受けられるが、会員1名につき年間50円が「モンベルクラブ・ファンド」に蓄積される仕組みとなっており、会員であること自体が「自然環境保護や社会貢献」に繋がることとなる。また、買い物で貯まったポイントも随時ファンドに寄付する事もできる。貯まったポイントは、同社が社会貢献度が高いと認めるNPOや個人等に提供されるが、ユニークな冒険プランへの資金的・精神的支援を意図した「モンベル・チャレンジアウォード」の創設や、自社商品の端切れを活用した知的障害者の自立支援施設「青葉仁会」への販売応援などがたいへん特徴的である。
このモンベルクラブの活動は同社の事業と表裏一体であり、ファンを巻き込み、会社と協働する形で社会貢献活動を進めていることは、価値あるロールモデルと成り得る。

奨励賞

ネットオフ株式会社

(愛知県大府市)

活動の名称:スマイルエコプログラム

<贈呈理由>
同社の本業は、書籍やCD/DVDなどを顧客からオンラインで買い取り、再販売するリサイクル事業である。買い取り1件ごとに、同社から50円をこのプログラム参加のNPOなどの団体に寄付すると共に、買い取り申込の顧客に呼び掛けて、金額の全部または一部を各団体に寄付できる仕組「スマイルエコプログラム」を構築し運用している。
2007年スタート以来、本年8月までに総額4,700万円(うち同社の寄付金3,100万円、顧客の寄付金1,500万円、その他100万円)となっており、買い取り客の1割程度が寄付の呼び掛けに参加している。また、寄付先については、顧客自らが複数団体から選択できるのもこのプログラムの特徴である。自らの収益の一部を拠出し、さらの顧客に対してもNPOなどの団体への寄付を呼び掛けることを通じて、潜在的に寄付意識のある人達と、寄付を必要とする団体とを仲介するという社会的な機能を果たしている。寄付額としてはまだ小さく、寄付先も限定的とはいえ、新たな社会貢献活動であり、今後の進化・発展に大いに期待したい。


第10回企業フィランソロピー大賞 実施概要

目的:

社会の課題解決のために、自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰し、広く社会に発信することにより、公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝える一助とします。2003年(平成15年)創設。

ご応募:

<贈呈対象>
  企業が行なう社会課題の解決や社会の健全な発展に寄与する活動
  ・自薦、他薦を問いません。
  ・企業の業態・規模の大小を問いません。
  ・全社的な取り組みに限らず、各事業所や部門単位でのプロジェクトもご応募いただけます。
  ※NPO等、非営利法人の活動は、贈呈対象ではありません。

<ご応募方法>
  当協会所定の応募用紙にご記入の上、ご応募フォームに添付してお送りください。

<ご応募締切>
  2012年9月10日(月)

選考:

<選考方法>
  書類審査および訪問調査(ヒアリング)

<選考基準>
  社会性:企業活動の中で人権・環境等を優先させた行動
  先駆性:固定観念や既成概念を覆して新たな社会価値を創造した行動
  波及性:21世紀の新たなビジネスモデル(企業のあるべき姿)として影響力に富む行動
  経営との関連性:応募活動の経営理念・方針等との関連性、また経営陣の関与の仕方など
  従業員の関与:この活動に多くの従業員が関与しているか、外部団体への依存度はどうか

<選考委員>(50音順)
【委員長】 武田 晴人氏(東京大学大学院経済学研究科 教授)
      岩田 喜美枝氏(株式会社資生堂 顧問)
      佐藤 雄二郎氏(一般社団法人共同通信社 常務理事・経営企画室長)
      渋澤 健氏(公益財団法人日本国際交流センター 理事長/コモンズ投信株式会社 取締役会長)

表彰:

<選考結果発表>
  2012年12月(予定)

<贈呈式>
  2013年2月28日(木)
  会場:プレスセンターホール(東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル10階)
  表彰:大賞1件と入賞数件を表彰し、賞状を贈呈します。 (賞金はありません)

お問合せ先

公益社団法人日本フィランソロピー協会
『企業フィランソロピー大賞』事務局
担当:石榑康利 藤川祥子
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル244
TEL:03-5205-7580 FAX:03-5205-7585

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