活動レポート

CMPを通して見つけた、“ボランティアの新しい形”

あいりとみずえあいりとみずえ

2020.12.09

先日、西日本新聞の取材を受けた、「あいりとみずえ」のお二人より、このプロジェクトの参加のきっかけや活動する中での想いをQ&Aで寄稿していただきました!
本プロジェクトのご紹介に関しても、お二人の言葉で記載していますので、皆さま、ぜひご覧ください。

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Q1.チャリティームービープロジェクトとは?

A1.新型コロナウイルスによって多くの⼈が影響を受けていますが、⽇頃から困難を抱える病気の⼦どもたち、障がい者、ホームレスなどはいっそう⾟い状況になっています。
「チャリティームービープロジェクト」は、⽀援を必要とする彼らを⽀え、奮闘するNPOを応援するプロジェクトです。
中⾼⽣の私達が主役となり、5つの中から事前に選んだ1つのNPO活動をオンライン上で学びながら、その活動の⼤切さを伝える動画を作成し、SNSを通じて⼀般の⼈に寄付を呼びかけ、そのお⾦をNPOに届けます。動画作成を通じてNPOを応援する「チャリティームービープロジェクト」は、今だからこそできるアクションです。 

Q2.チャリティームービープロジェクトを始めたきっかけは?

A2.私は中学生のころから、毎年地域の子育てボランティアに参加させていただいています。
“子ども達”と言っても、本当に色々な子どもがいるため、一人一人の性格に合わせてゆっくりと接してあげることが大切なのだと考えています。子どもたちの楽しそうな笑顔が見られた時、一番の達成感を覚えます。しかし、今年はコロナウイルスの影響で、そのボランティアが中止となりました。
休校をはじめ、さまざまな生活の変化があり子どもたちも大変に思っている中で、何か私にも出来ることをしたいと考えました。そこで、今回のプロジェクトに参加してあるNPO法人アスイクの活動に大変興味を持ちました。
アスイクは「一人ひとりの幸せをさがす」というミッションを掲げています。そんなアスイクが行っている活動を、一人でも多くの人に知ってもらいたい。この気持ちが、私の原動力となりました。そして、子どもたちを支援しているNPO法人アスイクを応援することで、直接会えなくても多くの子ども達に笑顔を届けたいと強く思っています。

Q3.チャリティームービープロジェクトでの活動で、最も印象的な出来事や成長を感じられた出来事は?

A3.今回、動画を作成するにあたりアスイクの担当者さんが講義をしてくださいました。
本などの資料からでは、読み取ることが出来ない現場の声を聞き非常に衝撃的でした。文字では伝わらない彼らの小さな声を集め、講義をしてくださいました。
私の想像を超える数の子どもが、貧困などの様々な壁にぶつかっていることを知りました。その数の裏にある、一人一人の人生。私達の手で守れるものが、守りたいものがあると強く思いました。

Q4.今後の活動について

A4.私は今回、私の中での“ボランティアの新しい形”を見つけました。

自分がしたいことにつながる道は一つではない。今までの固定概念に執着せず、“型”をあえてつくらないことが、物事を柔軟に考えていくためのポイントだと考えています。今後も、試行錯誤しながら、様々な自分らしい“形”を見つけていきたいです。

Q5.皆さんに一言

A5.何か自分の目標にチャレンジするときに、困難な道のように見えても決して諦めないでください。他方の角度からその道を照らすことで、必ず新しい“形”が見えてくると思います。
私の場合は、「子どもたちを笑顔にしたい」という目標がありました。私のように漠然とした目標でも、様々な方向からアプローチすることで具体的な全体像が見えてくるはずです。私も、まだまだこの目標を達成していないので日々研究に邁進します。今後も諦めず走り続け、たくさんの子ども達を笑顔にします!一緒に頑張りましょう!

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