お知らせ

2018.10.22

大日本印刷株式会社様 熊本ボランティアツアー実施報告

大日本印刷株式会社の従業員の皆さんによる熊本(阿蘇)復興支援ボランティアツアーが2018年10月19日、20日に実施されました。

1日目 2018年10月19日

晴天の熊本に到着後、まずは宿泊でお世話になる阿蘇YMCAでお昼ご飯と所長の山田真二さんによるオリエンテーション。

その後、下野地区に移動し、お茶畑の雑草取りを行いました。

震災前には東海大学の学生さんが作業を手伝ってくれていたとのことですが、震災後、学生さんが熊本市内に引っ越したため、お休みの時しか阿蘇に来ることができなくなってしまい、農家の方も手が付けられずに困っていたということでした。

ボランティアの皆さんがとても丁寧に手早く作業をされるので、農家の方も驚いていました。当初予定されていた範囲をあっという間にきれいにし、作業場所を追加したり、肥料の散布なども実施いただきました。

 

すっかりきれいになって、「これなら、秋にもう一度茶摘みができるかもしれない」と農家の方からとても感謝されました。

作業前:

作業後:

最後に皆さんで記念撮影(前列中央が農家の方です)。作業したお茶畑でとれた無農薬のお茶(緑茶、ほうじ茶、紅茶など)もたくさんお土産に購入いただき、それについても農家の方は大感謝、でした。

夕食に地元の名物料理をいただき、阿蘇市観光課の石松昭信さん、甲斐直喜さんから阿蘇の状況についてご説明をいただきました。

2日目 2018年10月20日

2日目も晴天です。

2日目は阿蘇山頂ロープウエイ乗り場のそば、遊歩道の周辺の’みやまきりしま(つつじ)’の白骨化部分の剪定作業です。

  

あっという間に白骨化した部分が剪定され、最後に集めた枝の前で記念撮影!

来年の5月頃には、きれいなみやまきりしまがみられると思いますので、乞うご期待!

お昼はロープウエー乗り場の2階のレストランで昼食(高菜飯のおにぎりとだご汁)。

帰路につく前に、震災の爪痕の残る場所であらためてそのすさまじさと復興の状況を実感しました。

熊本では仮設住宅などが減ってきているため、今回のボランティアツアーは、阿蘇YMCAさんとも相談し、直接の復興支援でなくても、地元の方が本当に困っていることへのお手伝いをする方針で企画しましたが、農家の方からも観光課の方からも本当に感謝をされ、ボランティアの皆さんにとってもとてもよい活動になったのでは、と思います。

DNPの皆さん、

2日間サポートをいただきました阿蘇YMCA 山田さん、ロマン観光さん、

阿蘇の状況のご説明や作業のご指導をいただきました観光課の石松さん・甲斐さん、お茶畑の宮崎さん、

ありがとうございました。

 

日本フィランソロピー協会は、このツアーの企画からアテンドまでを担当致しました。