「誕生日寄付×カターレ富山」の寄付の贈呈を行ないました
日本フィランソロピー協会は、サッカーJリーグクラブであるカターレ富山と協働し、富山県内の障がいのある子どもたちへの支援を目的とした寄付活動「誕生日寄付×カターレ富山」を2022年5月13日から推進しています。
このたび、第1期にお預かりした寄付金の寄付先を決定して贈呈しましたので、ご報告します。
第1期受付期間 :2022年5月13日から10月31日まで
ご寄付いただいた金額 :252,001円
【寄付先のご紹介】
障がいを認定された子どもたちには様々な行政の福祉サービスがあります。一方で認定は受けていないけれど、得意不得意に凸凹のあるために生きづらさを抱える子どもたち、いわゆるグレーゾーンの子どもたちを支援しているのは民間の団体です。今回はそういった2つの非営利団体にお預かりした寄付をお届けしました。
■ 一般社団法人Ponteとやま(砺波市)
《団体紹介》
理事の自宅庭にあるカフェを拠点にして、支援の必要な子どもから若者たちの、相談や居場所活動、学習サポートなど様々な活動を行なっています。カフェも赤ちゃんから高齢者、近所の人も来てごちゃまぜ状態のあたたかな交流の場となっています。
《贈呈の様子》
2023年3月20日(月)、カターレ富山の椎名伸志選手、伊藤拓己選手、左伴茂雄社長がPonteとやまのカフェを訪問。小学生から30代くらいまでの「フリースタイルスクール」の皆さんと一緒にPonteとやまの活動の話を聞きました。いつもはマイペースな子どもたちもカターレ富山の皆さんの気さくで温かな様子にすっかり魅了され、サインをもらったり、話したりしたそうです。選手たちも地域との交流を深める機会となりました。
■ NPO法人キッズアイ(富山市)
《団体紹介》
小学生のための放課後児童クラブに加え、不登校傾向の小中学生(フリースクール)及び障がい特性のある小中高生のための放課後デイサービスの2つの児童福祉事業を運営。フリースクールに通っていた子どもが放課後デイサービスに通うことになっても別の施設に通うのではなく、同じ大人たちが見守れる体制になっています。
《贈呈の様子》
2023年3月24日(金)、カターレ富山の今瀬淳也選手、下堂竜聖選手、左伴繫雄社長が訪問。当協会のスタッフも同行しました。この日の放課後、児童クラブの子どもたちは選手が来るのを「あと何日?」「あと何時間?」と楽しみに待っていたそうです。一人ひとりがサインをもらったあとは、選手の腕にぶら下がったり、おんぶしてもらったりと大喜び。
キッズアイ理事長 古田仁さんによると、今の子どもたちは公園や校庭で遊ぶ機会も制限されており、ゲームに夢中になったり、外で思いっきり遊ぶ機会がとても少ないそうです。実際に体を動かす習慣をつけることで親御さんが驚くほど、落ち着いて学習意欲も上がることがあるそうで、キッズアイでは子どもたちにそういった運動の機会を提供する活動を行なっているとのことです。
「誕生日寄付×カターレ富山」は、現在、第2期として募集中です。
ご自身や応援している選手の誕生日に、カターレ富山と一緒に、富山県の困難な状況にある子どもたちを支える活動を応援しませんか。より多くのサポーターや地域の皆さま、故郷の富山を離れて暮らす方々などに広くご参加いただけたらと思います。
◆誕生日寄付×カターレ富山 寄付サイト
https://www.birthday-donation.jp/kataller/
誕生日はあなたがいのちを与えられた日。「誕生日寄付」は、そんないのちへの感謝を「寄付」というカタチにして、子どもたちのみらいへのスタートを後押しするプロジェクトです。
◆誕生日寄付ウェブサイト/インスタグラム
https://www.birthday-donation.jp