お知らせ

2018.11.21

2018年 子どもの『貧・困』伴走者育成研修 第二回報告

子どもの貧・困 伴走者育成研修の第二回目が2018年11月16日に東京家庭学校にて実施されました。

開始時間が遅かったにもかかわらず、学校の中を見学させていただいた後、実際に地域で子どもの支援に取り組まれている講師の皆さんから、具体的な内容も盛り込んで、子どもの貧・困の現状を説明していただきました。

支援の現場では、’ゆるさ’、’あいまいさ’、を大事にしている、という言葉が企業で働く受講生の皆さんに響き、また、無料ボランティアではなく、子どもたちがお手伝いの報酬としてカットのチケットを入手して美容室でカットしてもらうハピハピカットの仕組みなどの説明も好評でした。文京区社会福祉協議会の業務の説明では、地域ごとの課題の違いや子どもの孤立の原因が思いもかけないところにあることを学びました。

最後は東京家庭学校の職員の方を交えてのディスカッション。職員の方たちの熱い想いが伝わってとても印象に残ったようでした。

第一回、第二回の講義とは別に、受講生の皆さんには実際の支援の現場にも足を運んでいただいています。複数の子ども食堂や居場所支援、学習支援など、それぞれ、現場ごとにやり方や方針が異なってはいるものの、運営されている方のご苦労や子どもへの想い、子どもを取り巻く現状を実際に感じていただいています。

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第一回目の報告