ANNUAL REPORT/年次報告書

Date of Issue:2019.8.1
表紙
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出版事業
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研修事業
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顕彰事業
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企業のCSR支援事業
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次世代育成事業
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共生社会づくり推進事業
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資料編
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(2014年度までは ANNUAL REPORT を発行しておりません。)
 
2018年度アニュアルレポート発行にあたって
公益社団法人日本フィランソロピー協会は、「健全な民主主義社会の創出」をミッションとし「企業フィランソロピー」を核に従業員はじめ個人の社会参加の推進をめざしています。
2018年度の活動報告と今後の展望について、アニュアルレポートをお届けします。
SDGsの実質的推進のための事業を展開
2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」において採択されたSDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)は、2030年までには「誰ひとり取り残さない社会をめざす」という目標を掲げ、社会のあらゆるセクターで、それぞれの独自性を活かしながら、17の課題を軸に、課題解決に向けた取り組みが求められています。しかしながら、Transformation(前例にとらわれず新たに作り変えること)はそう簡単ではなく、具体的にどう実現していくかに腐心しておられます。そこで、企業においても、担当者向けのCSR基礎講座や経営者向けのセミナーを開催し、企業全体で共有することを目指しております。そこでは、CSRの全体像を把握し、SDGsの本質と、自社の方向性を考える機会となり、共に参加した企業同士の貴重な意見交換や交流の場にもしていただけました。さらに、従業員の社会参加の重要性も認識され、当協会のボランティアマッチングへのお問い合わせ、参加が増えています。SDGs推進には、異文化理解・多様性理解などの視点が不可決であり、人材育成はその要です。従って、2019年度は、各セミナーも、「人材育成」の視点からの企画を進める予定です。各企業のトップダウン・ボトムアップがうまくつながり、全社の取り組みになるよう、当協会も尽力してまいります。
個人としての参加の機会を作る
2016年度から進めている「子どもの『貧・困』問題」解決への“伴走者”育成事業は、2018年度も、座学に加え、子ども食堂をはじめとした複数の現場を視察・体験し、子どもたちの現実やサポートする人たちの声を知ることで、「課題解決に応えるために何が必要か、何ができるか」という視点を考える機会としました。SDGsの理念である「誰も取り残さない社会」づくりの具体化を肌で感じる体験をしていただきました。また、2018年度より苦境に立つ子どもたちを支えるために、「誕生日寄付」推進事業を始めました。いのちを与えられたことに感謝して、自分の誕生日に、今、困難に直面している子どもたち・若者たちを支援する団体への寄付をする仕組みです。さらに、企業など法人の創立記念日(誕生日)の事業としても利用いただいています。誕生日寄付を通して、未来を創る子どもたちを支える「かっこいい大人」の輪を広げていきたいと思っています。
 
企業フィランソロピーにおける従業員などの社会参加推進に加え、今後は、個人に直接働きかける事業も進めてまいります。誰もが参加できる社会貢献活動を推進するためのコーディネーターとしての役割をさらに心がけたいと思っております。
ご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年8月1日
 
公益社団法人日本フィランソロピー協会
 
理事長 髙橋 陽子
 
はじめに
私たちがフィランソロピー活動の原点と考えるものとは
 
当協会では“企業フィランソロピー”を中心に活動していますが、“個人フィランソロピー”を、健全な民主主義を創出するための原点と考えています。
そのため、企業のステークホルダーである一人ひとりの個人が、「より良い社会創造のために自ら考え、課題解決に向けて行動する」ことを推奨しています。
 
「健全な民主主義社会」の実現
障がいの有無・性別・年齢などに関係なく全ての人が、かけがえのない存在として尊重され、それぞれの役割を果たし、社会を構成する主体としての責任を果たす社会の実現。
 
行政や企業セクターと協力しながらも独立した主体性を有する市民セクターを育て、バランスの取れた社会の実現。
「健全な民主主義社会」
の実現
① 企業のCSR支援
 
② 個人の社会貢献活動の推進
  おもに企業のステークホルダー
  ~従業員・顧客・株主を中心に~
Mission
(使命)
Goal
(Mission 実現のための目標)
Core Value
(大切にしている視点)
社会貢献を核とした
企業のCSR支援
共生社会づくり
次世代育成
< おもな活動 >
寄付推進プログラム

従業員ボランティア推進プログラム

NPOリーダー育成プログラム
(アメリカン・エキスプレス・
 リーダーシップ・アカデミー)

被災地支援
フィランソロピー名刺

寄付川柳

誕生日寄付顕彰事業:
チャリティーチャレンジ
 プログラム

チャリティー・リレーマラソン
 
子どもの貧困対策プロジェクト
出版事業
 機関誌『フィランソロピー』
研修事業
 定例セミナーなど
顕彰事業
 企業フィランソロピー大賞
当協会の「これまでのあゆみ」は、こちら をご覧ください。
フィランソロピーとは
 
ギリシア語の「フィリア(愛)」と「アンソロポス(人類)」に由来する言葉で、「人類愛」「博愛」を意味し、今日的には「社会貢献」と訳されることが多いようです。また、フィランソロピーは、社会貢献活動を通して、社会の課題解決を図るということまでを包含する概念です。
フィランソロピー活動の主体は、本来は個人ですが、現在では企業の関わるフィランソロピー活動を企業フィランソロピーと呼んでいます。
 
出版事業
フィランソロピーを拡げるために、各種の出版物や調査報告書などの発刊を通して啓発活動に努めています。2019年2月現在390号を数える機関誌『フィランソロピー』では、創刊以来、社会の課題を抽出し、特集として企画・編集。課題解決や新たな価値創造の実現に向けたさまざまな取り組み、企業フィランソロピー活動の先進事例や、個人・NPO の活動について紹介しています。
 
機関誌『フィランソロピー』(隔月発行)
 
No.385/2018年4月号
 
No.386/2018年6月号
 
No.387/2018年8月号
 
No.388/2018年10月号
 
No.389/2018年12月号
 
No.390/2019年2月号
表紙画像をクリックすると、各号のご案内ページに移動します。
<表紙について>
おもに知的・精神障がいのある方の作品をご紹介することで、多彩な個性、自在な表現を感じていただければと、全国からアーティストを発掘。本誌表紙を通じ、多様な才能を世の中に紹介したいと活動を続けています。目次ページには、作者のプロフィールや作品の背景なども掲載しています。これらの作品は、フィランソロピー名刺 にも一部使われています。
 
 
出版物/冊子
 
企業の学校教育・青少年教育支援活動に関する調査報告書
急速な社会の変化のなか、学校教育の在り方や役割も転換期を迎えています。学校だけでなく、社会のすべてで教育を担い、学校と地域社会がともに学びあい、育ちあう発想で教育を担っていくことが求められています。多様な人材のノウハウを学校教育に積極的に生かしていく、学校・企業連携に関心が高まっているなか、企業が実践する学校教育・青少年教育支援活動に関する調査を行ないました。その調査結果をまとめ、掲載許可を得たプログラムを紹介する報告書を作成しました。
 
この冊子をご希望の方は、こちら からお申し込みください。
 
子どもの『貧・困』伴走者育成研修テキスト
(独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業)
2016年度から“子どもの『貧· 困』”という社会課題に対して行ってきた研修事業の集大成として、2018年度は「支援に動き出す人材を育成する」ことを目的とした研修を実施しました。第一線で活躍されている先生方に講師をお願いし、その講義内容をテキストにまとめました。今後の研修に利用すると同時に、子どもの『貧・困』に寄り添った活動をしている方に向けた参考書としても、利用していただくことを目的としています。経済的貧困だけでなく、いろいろな困難・困窮があるという意味を込めて『貧· 困』と表現しています。
 
子どもを主役とした地域共生型社会づくりの実践
~学校・企業連携の可能性~

(公益財団法人JKA 助成事業)
子どもたちが地域の主役として活躍する環境を創るためには、学校・企業・地域のセクターが互いに協力し合う継続的な環境づくりが必要です。
 
 
 
研修事業
フィランソロピーについて考え学ぶ機会として、東京では「定例セミナー」を、関西では「フィランソロピーセミナー 」を、当協会の会員企業のCSR・社会貢献担当者を主な対象とした学びと協働の場として「Stone Soup Club」を、さらに経営者向け「エグゼクティブセミナー」を開催しています。
 
定例セミナー
1991年にスタートした「定例セミナー」では、8月の除く毎月、企業のCSR・社会貢献担当者だけでなく、NPO職員やフィランソロピーに関心を持つ個人や学生を対象に、各分野の第一線で活躍されている学術研究者や先進事例を有する企業の担当者を講師に迎え、講演会を開催しています。フィランソロピーに関する理論や活動の現状を知り、問題意識を持ち、活動ノウハウを蓄積するだけでなく、講師や他の参加者とのネットワーキングの機会にもなっています。2018年度は、13回開催し、のべ592名のみなさまにご参加いただきました。
開催回
開催日
テーマ
講師
開催時の所属先・肩書など
2018.04.25
CSR基礎講座2018-Ⅰ
  SDGs時代の温故知新~CSRの原点を企業市民の視点から考える~
松岡 紀雄
神奈川大学名誉教授
2018.05.16
CSR基礎講座2018-Ⅱ
  SDGs時代の社会と企業~持続可能な社会づくりに求められる企業の視野と戦略
川北 秀人
IIHOE代表
2018.06.06
CSR基礎講座2018-Ⅲ
  真にサステナブルな企業とは~ESG投資の視点も含めて~
河口 真理子
株式会社大和総研 主席研究員
2018.06.18
CSR基礎講座2018-Ⅳ
  ダイバーシティを組織の力に変えるには~多様性の中での相互理解~
熊谷 晋一郎
東京大学先端科学技術研究センター 准教授
2018.07.03
CSR基礎講座2018-Ⅴ
  CSRの最新トレンド~SDGsの国内・海外の動向を踏まえて~
関 正雄
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
  CSR室シニアアドバイザー
2018.07.20
多様な人の社会参加と新しいテレワークを可能にするロボット
吉藤 健太朗
株式会社オリィ研究所共同創設者/代表取締役CEO
2018.09.18
SDGs時代におけるCSRの対外コミュニケーション
宮田 千夏子
ANAホールディングス株式会社 CSR推進部部長
2018.09.18
SDGs時代におけるCSRの対外コミュニケーション
内田 雄司
大和ハウス工業株式会社 ソーシャルコミュニケーション室長
2018.09.18
SDGs時代におけるCSRの対外コミュニケーション
塩田 裕子
株式会社丸井グループ ESG推進兼サステナビリティ担当課長
2018.10.29
障がい者雇用の促進と定着
中林 良則
株式会社キユーピーあい 代表取締役社長
2018.10.26
障がい者雇用の促進と定着
木村 幸絵
ソフトバンク株式会社 CSR1課課長
2018.10.26
障がい者雇用の促進と定着
秦 政
NPO法人障がい者就業・雇用支援センター 理事長
2018.11.15
サステナビリティ経営を会計から捉える
國部 克彦
神戸大学大学院経営学研究科 教授
2018.12.20
映画『まひるのほし』鑑賞と対談~ボーダレス・アートの20年~
北岡 賢剛
社会福祉法人グロー 理事長
2018.12.20
映画『まひるのほし』鑑賞と対談~ボーダレス・アートの20年~
小林 瑞恵
社会福祉法人愛成会 副理事長・アートディレクター
2019.01.17
外国人受け入れ新政策~日本の未来はどう変わるのか?~
毛受 敏浩
公益財団法人日本国際交流センター 執行理事
2019.02.15
CSR・社会貢献活動を「伝えるコツ」
伊藤 公一
株式会社電通九州 チーフクリエーティブオフィサー
2019.02.15
CSR・社会貢献活動を「伝えるコツ」
金子 花菜
株式会社電通 総務局社会貢献部 コミュニケーションデザイナー
2019.03.25
社員の主体的参加がつくる次世代教育支援プログラム
川向 緑
日本オラクル株式会社 コーポーレートシチズンシップ
2019.03.25
社員の主体的参加がつくる次世代教育支援プログラム
中野 友華
株式会社ファーストリテイリング ビジネス・社会課題解決連動チーム
 
  
・開催回をクリックすると各回の内容をご覧いただけます。
・第1回(1991年10月23日開催)からの全開催一覧・全講師一覧は、こちら をご覧ください。
・直近の開催セミナーは、こちら からご案内しています。
 
 
フィランソロピーセミナー
関西で開催する定例セミナーとして、大阪で4回、滋賀で1回開催し、のべ109名のみなさまにご参加いただきました。
開催回
開催日
テーマ
講師
開催時の所属先・肩書など
2018.06.11
障がい者スポーツを通じて実現する共生社会~卓球バレー体験付き~
堀川 裕二
日本卓球バレー連盟 副会長・普及委員長
2018.09.25
統合報告書から見るCSRについての対外コミュニケーション
野崎 治子
株式会社堀場製作所 理事、HORIBA COLLEGE学長 兼 CSR担当
内田 雄司
大和ハウス工業株式会社 ソーシャルコミュニケーション室 室長
2018.12.22
地域を支える次世代の育成~地域・企業・学校の連携を考える~
岡本 工介
一般社団法人タウンスペースWAKWAK 事務局長
富田 年久
大阪府立東住吉高等学校教諭
神山 和英
大阪府立長吉高等学校教諭
相良 有希子
阪急阪神ホールディングス株式会社 社会貢献担当課長
船溪 俊輔
大阪ガス株式会社 近畿圏部 ソーシャルデザイン室
2019.03.05
サステナビリティ経営について考える~会計学の観点から~
國部 克彦
神戸大学大学院経営学研究科 教授
2019.03.20
次世代につなぐまちづくりに必要な企業・行政・地域住民の連携
西芝 雅美
米国ポートランド州立大学 准教授
 
・開催回をクリックすると各回の内容をご覧いただけます。
・第1回(2013年1月24日開催)からの全開催一覧・全講師一覧は、こちら をご覧ください。
・直近の開催セミナーは、こちら からご案内しています。
 
 
Stone Soup Club
Stone Soup Clubは、会員企業のCSR・社会貢献担当者を中心に、共に学び、議論し、協働型の社会貢献活動を企画・実施するフォーラムです。座学だけでなく、ワークショップや体験会・見学会などがあります。
 
<活動例のご紹介>
海外先進企業のCSR事例紹介を講演会形式で開催しました。
2018年10月:「サーキュラーエコノミーの取り組み」で世界的にも有名なPhilips社が登壇。
2019年03月:米Fortune 誌のWorld's Most Admired Companies に継続的にランクインするアメリカン・エキスプレス社のCSRの取り組みについて紹介しました。
開催回
開催日
テーマ
講師
開催時の所属先・肩書など
2018.10.25
フィリップス・グローバルのサーキュラーエコノミーへの取り組み
Harald Tipper
Senior Director, Group Sustainability,
Royal Philips
2018.10.25
フィリップス・グローバルのサーキュラーエコノミーへの取り組みを直に聞く
Markus Laubscher
Sustainability Professional (Circular Economy & Transformation),
Royal Philips
2019.03.18
米国CSRの最新トレンド
Timothy J. McClimon
President of American Express Foundation,
Senior Vice President for Corporate Social Responsibility,
American Express Company
 
 
経営者向け
CSR エグゼクティブセミナー
企業をとりまく環境が激変する中、今後の企業経営はどうあるべきか。CSRの取り組みの進化や変化には、企業トップの理解と行動が不可欠であるという思いのもと、総合プロデューサーとして株式会社レスポンスアビリティの足立直樹氏の協力を得て、企業経営者向けセミナーを5回シリーズで開講しました。様々な業種・地域・規模の企業の役員にご参加いただき、深い議論を交わしました。
HP:CSRエグゼクティブセミナー
 
開催回
 開催日
  テーマ
 講師
 開催時の所属先・肩書など     (敬称略)
2018.10.22
SDGs時代のサステイナブルビジネスを考える
足立 直樹
株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役
2018.11.08
2030年代を視野に入れた長期戦略
~自社と社会の持続可能性を高めるためのバックキャスティング~
川北 秀人
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表
2018.12.14
グローバルなESG投資市場からの視点
水口 剛
高崎経済大学 教授
2019.01.24
予測不能な時代に求められるクリエイティビティとイノベーション
土谷 貞雄
株式会社貞雄 代表
2019.02.27
しあわせな社会をいかに実現すべきか ~幸福学からの提言~
前野 隆司
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 教授
 
顕彰事業
2003年に創設した「企業フィランソロピー大賞」では、社会課題のために、自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した企業の社会貢献活動を顕彰しています。大小さまざまな企業のCSR経営のヒントにしていただきたいと考えています。そうした企業を広く社会に発信することにより、公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝える一助としたいと考えています。
 
企業フィランソロピー大賞
2018年度で16回目となる企業フィランソロピー大賞 贈呈式は、2019年2月28日(木)にプレスセンターホール(東京都千代田区)にて開催しました。受賞企業および贈呈理由は、ホームページをご覧ください。
HP:第16回企業フィランソロピー大賞
 
企業CSR
支援事業
CSR 支援事業では、企業の社会貢献活動の実施支援を行っています。社会貢献プログラムの企画立案や事務局、従業員ボランティアプログラムの活動先とのマッチング、寄付や助成プログラムにおけるNPOなどの支援先の調査選定を行っています。 企業、および、従業員など個人のフィランソロピー文化の醸成と、支援先との顔の見える関係づくりを心がけています。
 
従業員ボランティア推進プログラム
企業の従業員の社会参加促進のため、会員企業をはじめとする企業の従業員ボランティアのプログラム企画開発や、受け入れ団体の紹介および調整、事前・事後研修、運営協力等を行っています。
(1)当協会独自のボランティアマッチングサイト(ボランティアウェブ)
他社の従業員との協働の機会の提供を目的に、様々なボランティア募集の情報を、ウェブサイト上で提供しています。利用企業の従業員の方々は、ウェブサイトから全国の主要都市で実施される様々な分野のボランティアプログラムを選び、直接、参加申し込みができます。複数企業の参加があり、他社の従業員とのコミュニケーションの機会にもなっています。
ボランティアウェブの流れ
ボランティアウェブの流れ図
株式会社NTT ドコモ
2016年4月よりご利用。就業時間外のプログラムを中心に参加。
サントリーホールディングス株式会社
2017年3月より、「働き方改革」の一環でご利用。会社のオリジナルプログラムの募集にも「ボランティアウェブ」のシステムを活用。
株式会社ジェーシービー
地域のNPO・福祉施設などが提供するボランティアプログラムのほか、社内プログラムや持ち帰りプログラムなど、同社が実施する「JCB社会貢献プログラム」全体の参加受付管理を「ボランティアウェブ」を通して実施。
日本ロレアル株式会社
全世界のロレアルグループが参加するボランティア強化月間に「ボランティアウェブ」をご利用。通常のプログラムに加え、同社社員のみが参加するプログラムを期間限定で設定し、2018年度は合計60種、740名分のプログラムを募集。536名が活動に参加。
日本たばこ産業株式会社
2019年3月よりご利用開始。
(2)個別企業向けコーディネート例
アクセンチュア株式会社
毎月実施される新入社員研修の一環として、また年間を通して部門ごとに不定期に実施される社内プログラムの企画運営をサポート。2018年度は、新規企画として在日難民の課題を考えるワークショップや、熊本地震の被災者支援を考える機会を設けました。
MSD株式会社
新入社員研修の一環として、ボランティアプログラムをコーディネート。病気のお子さんとその家族が滞在する施設の清掃活動を実施しました。
株式会社オリエントコーポレーション
新入社員研修の半年後のフォローアップ研修の一環として、社内プログラムをコーディネート。水害支援活動に役立つ雑巾づくりを実施しました。
株式会社かんぽ生命保険
社内プログラムをコーディネート。日本の森林保全のため、間伐材を活用したおもちゃを製作、子ども支援施設へ寄贈しました。
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
社内プログラムをコーディネート。病気のお子さんとその家族へのプレゼント製作、間伐材を活用したおもちゃを製作するプログラムを実施しました。
積水化学工業株式会社
全国にある工場や子会社などでの社内プログラムの企画・運営をサポート。環境保全や国際協力につながるプログラムを実施しました。
大日本印刷株式会社
宮城県石巻市と熊本県阿蘇市への社員向け被災地ボランティアツアーを企画・運営。石巻市内では海岸整備や復興住宅の清掃、阿蘇市では被災農家の農作業支援などを実施しました。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社
年間を通じ、部署ごとに希望するボランティアプログラムをコーディネート。社内の手話講習会や、高齢者施設での納涼祭の手伝いを実施しました。
リシュモンジャパン株式会社
社員やその家族が参加できる屋外ボランティアプログラムをコーディネート。江の島でのビーチクリーン活動を実施しました。
株式会社レオパレス21
社内プログラムをコーディネート。発展途上国の子どもたちのへの教育支援活動を行ないました。
株式会社三菱UFJ銀行
2019年度からの「ボランティアウェブ」開始に先駆け、ボランティアウェブで活動を提供している団体を講師とした社内プログラムを東京と大阪で実施しました。
 
寄付推進プログラム(フィランソロピーバンク)
企業や個人の寄付をNPO 等の非営利団体につなげたり、個人への奨学金として給付しています。
HP:フィランソロピーバンク
2018年度には、10社、1個人がフィランソロピーバンクを利用し、のべ135の非営利団体に総額1億3,728万6,204円の寄付をつなぎました。
フィランソロピーバンクのしくみ
 
フィランソロピーバンクのプロセス
<2018年度フィランソロピーバンク活用実績(NPOへの寄付、社名50音順)>
社名(50音順)
団体と内容
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
熊本地震の被災者支援のため、ギフトカードの売上げに応じた寄付を実施。
株式会社NTTデータ
社内で実施したバレンタイン・チャリティープログラムの収益を、3団体に寄付。
株式会社かんぽ生命保険
保険商品でウェブ約款を選択した顧客数に応じ寄付金を拠出するプログラムで、環境分野のNPO 33団体に寄付金を配布。
株式会社ジェーシービー
被災地支援の取組みとして実施。2018年度(第8回)は、東日本大震災と7月豪雨災害の支援として22団体を選定し、寄付金を配布。
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
社員の給与天引き、代理店でのグッズ販売の一部を難病患児支援団体、認知症啓発団体に寄付。寄付先は前年度より継続。
TOYO TIRE 株式会社
環境基金のうち1,200万円分の寄付を担当。環境問題に携わる団体を公募の上、選考し助成する。1団体上限50万円。申請団体数は29団体、審査の結果19団体に助成。
株式会社ファンケル
顧客のポイントを金額換算したものと、社員からの寄付を合算し、東日本大震災被災者支援団体と、全国10か所の重度心身障がい者施設に寄付を実施。
Fidelity International Foundation
NPOの基盤整備を目的とし、寄付金を配布。
株式会社三井住友銀行
社員による寄付プログラムで、コミュニティ・次世代・環境の分野で活動する18団体、および社員がボランティアをしている11団体に寄付金を配布。
明治安田生命保険相互会社
チャリティー・コンサートの会場で集めた募金を、東北3県で「次世代育成」の分野で活動する6団体に寄付。
社会貢献活動基金を通じて、児童支援、被災地支援、障がい者・高齢者支援、環境保全およびLGBT支援を行う団体から8団体を選考し寄付。
(2)個人への支援(奨学金プログラム)
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
2016年度から、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の創立20周年記念「東京海上日動あんしん生命 奨学金制度」および「東京海上日動あんしん生命 幼児教育支援制度」の公募、審査、給付金の配布を含む運営を支援しています。
HP:あんしん生命 給付型奨学金制度等のご案内
奨学金制度
疾病により保護者を失い、大学等への進学に経済的支援を必要とする人を対象に、年間30万円を支給する給付型の奨学金制度。2018年度は、前年度までに給付が決まった奨学生95名に、計2,850万円を給付。また、2018年7月より募集を開始した2019年度奨学生60名が決定しました。
幼児教育支援制度
未就学の遺児および一定の年齢の子どもで養育に経済的支援を必要とする人を対象に、株式会社ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」を一定期間無償で提供する制度。毎年30名を募集しています。
 
物品寄贈「あげます・もらいます」事業
会員企業から物品などのご提供を受け、必要とするNPOへ橋渡しする「あげます・もらいます」事業を行っています。2018年度は、のべ11社からの提供品を、のべ54団体へ寄贈しました。
HP:あげます・もらいます
<2018年度寄贈企業と物品一覧>
寄贈企業(50音順)
寄贈物品
株式会社J-オイルミルズ
オイルギフトセット
ジョンソン・エンド・ジョンソングループ
音声会議システム、文具、中古カメラ
三菱地所レジデンス株式会社
防災毛布、文具
三菱重工業株式会社
形状記憶食器
楽天株式会社
サッカーボール
物品ご提供企業が掲載を承諾された案件のみご紹介しています。
 
助成事業
田辺三菱製薬株式会社
難病患者団体およびその支援団体に対する支援を行う「手のひらパートナープログラム」は、2018年度に7期目を迎え、331の特定疾患を対象に公募。難病患者団体およびその支援団体に対し、合計19団体に総額1,000万円を助成しました。詳細は、ホームページをご覧ください。当協会は、助成プログラムの設計・公募・審査を含む運営を支援しています。
HP:第7期 手のひらパートナープログラム
日本たばこ産業株式会社
地域コミュニティ再生と活性化に取り組むNPO助成事業の第一次書類審査を実施。
 
次世代育成
敷島製パン株式会社
2018年6月、「国産小麦ゆめちから栽培研究プログラム」の一環で、刈谷工場見学が行われ、当協会が食料自給率を考えるワークショップを企画・ファシリテートしました。浜松日体中・高等学校、静岡県立富岳館高等学校、名古屋経済大学高蔵高等学校の生徒が参加しました。
日本製紙株式会社
2018年9月22日(土)・23日(日)、日本製紙株式会社が群馬県の菅沼社有林で小学生親子を対象に行う環境教育プログラム「森と紙のなかよし学校」の実施に際し、告知、当日の引率、フィードバックの受領などの面で運営に協力しました。合計で12家族・30名の親子が参加しました。プログラム内容は、ホームページをご覧ください。
HP:第23回森と紙のなかよし学校
直近の開催案内は、こちら をご覧ください。
 
社員研修支援
東京海上日動火災保険株式会社
2018年度の新入社員212名(グローバルコース採用)および370名(エリアコース採用)の新入社員研修について全国11地域での研修プログラムを作成。2018年4月16日から20日にかけて実施。
 
環境保全
東京ガス株式会社

アマモ場の再生活動
同社が2017年度より実施する、森、里山、海をつなぐ環境社会貢献活動「森里海つなぐプロジェクト」全体の実施支援をしています。有識者を含む運営委員会を設置し、審議をしながらプロジェクトを推進。2018年度は、都内中学生による山村での「きき書き」プロジェクトへの支援に加えて、東京湾のアマモ場の再生活動に、グループ社員とその家族が参加して貢献活動を実施しました。また、活動に賛同した顧客のポイント寄付による参加を得て、地域で環境保全活動をする団体を支援しました
 
高齢者支援
王子ネピア株式会社
業務用大人オムツ等の売上の一部による支援で、全国の介護施設において、全日本おむつ団と称する東西10名の落語家による演芸会「ボランティア演芸会」を開催。当協会はその実施をサポートし、2018年度は80回開催しました。
 
サイト構築支援
フィリップ モリス ジャパン合同会社
西日本豪雨災害被災地への義援金の申込受付サイトを当協会にて構築し、運営支援。
 
NPOのリーダー育成
アメリカン・エキスプレス財団の助成を受けて「アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー~ NPOの次世代リーダーのためのリーダーシップ育成プログラム~」を実施。卒業生は第10期(2018年度)までの累計で373名になりました。詳しくは、ホームページをご覧ください。
HP:第10期アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー
HP:第11期アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー
  直近の開催案内は、こちら をご覧ください。
 
海外支援
「SAVE SOAP プロジェクト」アンファー株式会社
創立30周年記念事業として、新たに開発した蚊よけ成分を含んだ石鹸を、日本国内での売り上げに応じてカンボジアで母子衛生教育とともに配布しました。カンボジアでの教育プログラムと配布に関しては「認定特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会」と協働。石鹸配布の補助として、洗うと絵が浮き上がる絵本をアンファー社が作成。2018年5月からカンボジア北部のプレアビヒアにて本格配布スタート。2019年3月末までに2,451個の石鹸を乳幼児・妊産婦の衛生・栄養状態の改善及び感染予防の活動とともに配布しました。
 
 
東日本大震災の被災地支援
復興応援 キリン絆プロジェクト
キリングループが東日本大震災の復興支援として2011年から取り組んできた「復興応援 キリン絆プロジェクト」において、当協会は農業支援をサポートしてきました。
助成事業においては、2018年度には福島県のワイン用のぶどうの生産者育成プロジェクトが成果報告会を実施。助成事業と平行して2013年から取り組んできた農業の次世代リーダー育成「東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト」は、その知見を活かして始まった「地域創生トレーニングセンタープロジェクト」と連携しながら実施しました。
プロジェクト発足からの活動記録は、ホームページをご覧ください。
HP:復興応援キリン絆プロジェクト 東北「復耕」サポート 第1ステージ(2011年12月~2012年12月)
HP:復興応援キリン絆プロジェクト 農業復興支援 第2ステージ(2013年1月~2019年3月)
東日本大震災復興支援 サントリー東北サンさんプロジェクト
チャレンジド・スポーツ支援事業
サントリーホールディングス株式会社の東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、2014年9月から、チャレンジド・アスリートの支援を当協会とともに実施しています。東北3県(岩手・宮城・福島)を対象に実施し、各県の行政担当者や障がい者スポーツ協会からのニーズの把握や、アスリートや競技団体とのネットワーク構築を当協会が担い、各プロジェクトの発展に努めています。
プログラム
内容
チャレンジド・アスリート奨励金
2018年度は、24団体と個人50名に奨励金を給付しました。
詳細は、ホームページをご覧ください。
HP:サントリー・チャレンジド・アスリート奨励金(第五期)
チャレンジド・スポーツアカデミー
障がい者スポーツに対する理解を深めるため「アスリート・ビジット」として、チャレンジド・アスリートなどが3県の学校を訪問し、子どもたちに対する講演や車椅子バスケットボール競技体験会を7回実施。2018年度は岩手県の特別支援学校でのボッチャの体験授業も、新たに実施しました。
一般向けにも「チャレンジド・スポーツ体験教室」を岩手県で実施。6つの競技体験とアスリートのトークショーを行いました。
卓球バレー体験
車椅子バスケットボール体験
チャレンジド・スポーツ育成サポート
障がい者スポーツ育成のため、車椅子スポーツ導入教室を、岩手県、宮城県で実施し、障がい者スポーツのすそ野拡大に向けた講座を実施。2017年度まで指導を受けた受講生が、講師役として関わりはじめました。
 
次世代
育成事業
将来を担う子どもたちを対象に、寄付・募金活動を核とした社会貢献活動を推進し、自己肯定感の獲得、思いやりの心の醸成、事業成果の検証などを通し、人間としての成長支援、コミュニティへの参画意識の向上などとともに、寄付文化の醸成を目指します。
チャリティーチャレンジ・プログラム (助成:公益財団法人JKA)
募金・寄付を核とした社会貢献学習「チャリティーチャレンジ・プログラム」は、子どもたちが解決したい課題を話し合い、募金活動をして、社会に役立つ寄付をする社会貢献学習プログラムです。「募金・寄付」活動を通して地域社会を見つめ、さまざまな人とかかわる中で、自己肯定感を高め、実社会での「生きる力」を育みます。
 
2018年度は、公益財団法人JKAの助成を受けて「企業と学校の連携」をテーマとした事業を実施しました。詳しくは、ホームページをご覧ください。
HP:【シティズンシップ教育セミナー】社会課題に挑戦する子どもたちを支える企業・学校の取り組み
HP:【フィランソロピーセミナー】地域を支える次世代の育成~地域・企業・学校の連携を考える~
HP:【地域創生・次世代育成セミナー】災害復興を乗り越え、地域創生を支える次世代リーダーシップ

募金活動

募金活動
 
チャリティー・リレーマラソン
中学生による被災地復興支援活動であるチャリティー・リレーマラソン。7回目となる2018年度は、東北から4校、熊本から3校、東京から6校が参加しました。マラソン前日には、東北・熊本・東京参加校生徒による合同募金を実施。東日本大震災、熊本大地震の被災地支援とともに開催直前に発生た西日本豪雨への支援を呼びかけました。そして、12月16日には東北・熊本各校の使途発表を行う報告会を開催。参加各校での活動の様子を映像にまとめ、使途報告会で発表しました。
2018年8月末までの募金総額は181万4,778 円となり、被災地からの参加各校に21万5,000円ずつ、さらに西日本豪雨復興支援として次のNPO2団体に合計30万4,110 円を寄付しました。
  ・特定非営利活動法人ハビタット協会
  ・特定非営利活動法人難民を助ける会

東京での熟議

都内数か所での合同募金

伴走などで多くの企業ボランティアが
参加されました。
 
“子どもの『貧・困』” 伴走者育成研修(助成:独立行政法人福祉医療機構)
「企業等で働く一般の社会人が子どもの貧・困という社会課題の支援に動き出す」ことを目的とし、実際に困難を抱えた子どもの支援をする現場体験を含む研修プログラムとシンポジウムを実施しました。
(1)研修プログラム
見えにくい子どもの貧困の現状を受講生に実感してもらうことを重点課題として、なぜ今、子どもの貧困が社会課題となっているのか、その背景や現状を学習し、その後、困難を抱えた子どものいる現場で実態を確認。現場体験を踏まえ、企業人が社会課題に関わることの意味を改めて確認するという研修を、講義3回、ワークショップ2回、現場体験2か所以上(子ども食堂とそれ以外に各1か所以上)という構成で実施しました。
HP:【研修プログラム】“子どもの『貧・困』”伴走者育成研修
(2)シンポジウム
研修で実施した現場体験をシンポジウムの場で疑似体験していただき、子どもの貧・困の現実をシンポジウム参加者にも知っていただくことを目的に実施。参加者からは、「初めて触れる世界でした。今、自分にできることを!!と強く思います」「現場のリアルな状況が伝わってきました」というコメントが寄せられました。
HP:【伴走者育成研修報告シンポジウム】子どもの『貧・困』への多様な関わり方を知る
(3)子どもの『貧・困』伴走者育成研修テキスト作成
研修プログラムおよびシンポジウムでの講義内容を テキスト にまとめました。
 
共生社会
づくり
推進事業
一人ひとりの社会参加が健全な民主主義の原点になると考え、企業フィランソロピー事業においても従業員など企業のステークホルダーの社会参加・社会貢献の推進を心がけています。
一人ひとりの市民が社会を創る一員として、主体的に社会参加・社会貢献をするフィランソロピー社会の実現を目指して、今後も個人フィランソロピーの推進をしていきます。
フィランソロピー名刺
障がいや難病などハンディキャップのあるアーティストの作品を利用した名刺を制作・販売しています。名刺の受注で得た収益を、アーティストや所属団体に還元します。名刺の印刷も福祉作業施設に委託し、プロジェクト全体で障がい者の可能性と魅力を示しつつ、経済的自立の支援につなげています。
  ・2018年度末の作品数:114作品
  ・2018年度中の名刺制作件数:308件(1件=100枚)
フィランソロピー名刺は、ホームページからご注文いただけます。
HP:あなたの名刺が、障がい者の自立を支える フィランソロピー名刺
<アーティストの作品例>

コザクラインコの
よもぎちゃん

おでん

希望の一本松

はい!笑顔

Flower たくさんの花
命をつなぐ

プラットホーム

小鳥

ワーイ、ワーイ、ワーイ

一本の木

カニ
全作品一覧は、こちら からご覧いただけます。
 
寄付川柳
2018年11月から2019年1月にかけて、日本社会に寄付文化を醸成することを目的に、「第三回寄付川柳」を募集しました。「寄付」にまつわるやさしさとユーモアにあふれる川柳1,567句が、最年少4歳から最高齢94歳までの852名から寄せられました。選考方法と選評および入賞作品は、ホームページでご紹介しています。
HP:第三回寄付川柳
 
誕生日寄付
1998年に、社会的な課題解決のために寄付をした人を顕彰する「まちかどのフィランソロピスト賞」を創設し、2017年に第20回を迎えました。その第20回特別賞の受賞者は、日本サッカー協会相談役の川淵三郎さん。川淵さんは、25年以上、ご自分の誕生日に寄付をしておられました。これにヒントを得て、同賞は2017年をもって終了し、寄付行動をより具体的にサポートすることを目的に、誕生日に寄付をするためのプラットフォームを創設。誰にも平等にある いのちを授かった日=「誕生日」に、いのちに感謝し、それを寄付という形で表す習慣を広げていきます。
HP:誕生日寄付
 
職員紹介
倉光恭三(くらみつ きょうぞう)/常務理事
入職して早くも1年余り、これまでとは全く異なる景色に触れ、自身の人生観にも微妙な変化を感じるきょうこの頃です。企業や行政の手の届かないニッチな部分にもきめ細かく、丁寧に気を配り、日々一丸となり、仕事に取り組む職員の姿に心から敬意を表しています。
青木 高(あおき たかし)
入職以来毎月のように東北に行っています。沿岸部の街の整備は少しずつ進んではいますが、復興はまだまだ様々な支援が必要です。特にこれから大人になっていく次世代のために、ご一緒できるような機会を作っていきたいと思います。
藤川祥子(ふじかわ さちこ)
社員ボランティアプログラムや子どもたちのシチズンシッププログラム、被災地への寄付プログラムを担当しています。私たち一人ひとりの力を社会のために活かすことのできる機会の創出と、そのための環境づくりを進めていきたいと考えています。
宮本 栄(みやもと さかえ)
現代と未来を見据えて「今」できることをするのがフィランソロピーの仕事と思っています。出会った人、コトから学び、成長できる自分でいたいと思います。個人的には日本史と古い建築物と子どもが大好き!「好き」から始まる楽しい活動を考えてみませんか?
御代田理恵子(みよだ りえこ)
皆が平穏に暮らしているように見える私たちの日常の中に、困難を抱えた子どもたちがいます。この見えない社会課題を、どうやって知っていただき、そして関わりを持っていただけるようになるか、企業の皆様のお知恵を借りながら考えていきたいと思っています。
谷村節子(たにむら せつこ)
2011年8月に入職以来、経理、総務を担当しています。忙しい毎日ですが、昼休みに皆でお弁当を食べながら、とりとめのない会話をする…その時間がとても大切だと感じています。島根県隠岐の島出身。目を閉じればどこにいても、故郷の海を見ることができます。
畠山礼光(はたけやま のりみつ)
メーカーを早期退職し、IT系ベンチャーを経て、2018年10月より当協会へ入職しました。「誕生日寄付」他、主に新規事業を担当してます。頭も身体も適度に老化してゆく中(笑)、“人生100年”後半の幸せな働き方を開発?したいと思っています。
内田陽子(うちだ ようこ)
企業の寄付を非営利団体に繋いだり、助成金の審査などの仕事を主に担当しています。企業やその社員の方々が社会の一員として責任を果たすお手伝いをするとともに、非営利団体による社会課題の解決と、団体の基盤整備や能力開発にお役に立てればと思っています。
藤原美樹(ふじわら みき)
定例セミナー、経営者セミナー、リーダーシップ研修事業等を担当しています。2019年4月に入職し、まだまだ勉強中ですが、社会貢献という新しい分野で、学ぶことがたくさんあり刺激的な毎日です。いろんな社会問題に直に接して、自分にできることを見つけたいと思っています。自然が大好きなので特に環境系に興味あり。
近藤尚子(こんどう なおこ)
機関誌を編集しています。社会貢献の世界に飛び込んで、2016年6月号から担当、特集テーマに沿って自身も学んでいます。インタビューや事例取材で、多様な世界の素晴らしい方々に会えて、お話をうかがえることが何よりも役得。シニアになっても、毎日が発見です。
村井大士(むらい だいし)
現在、協会でアルバイトをしています。知らないことがたくさんありますが、覚えていき、少しでも力になれるように頑張っていきます。
 
資料編
機関誌『フィランソロピー』発行記録
 機関誌ホームページ をご覧ください。
機関誌案内
定例セミナー開催記録
 定例セミナーのあゆみ をご覧ください。
HP/定例セミナーのあゆみ
 
寄付推進プログラム(NPOへの支援)2018年度実績
寄付元企業
寄付先団体
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
公益財団法人熊本YMCA
株式会社NTTデータ
公益財団法人あすのば
特定非営利活動法人ACE
特定非営利活動法人ReBit
株式会社かんぽ生命保険
特定非営利活動法人北海道森林ボランティア協会
特定非営利活動法人もりねっと北海道
特定非営利活動法人いわて森林再生研究会
特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会
特定非営利活動法人白神ネイチャー協会
特定非営利活動法人いわきの森に親しむ会
特定非営利活動法人宍塚の自然と歴史の会
特定非営利活動法人トチギ環境未来基地
特定非営利活動法人フォレストぐんま21
特定非営利活動法人竹もりの里
特定非営利活動法人よこはま里山研究所
特定非営利活動法人JUON(樹恩)NETWORK
特定非営利活動法人森のライフスタイル研究所
特定非営利活動法人里山クリーン新潟
特定非営利活動法人きんたろう倶楽部
特定非営利活動法人角間里山みらい
特定非営利活動法人しずおか環境教育研究会
特定非営利活動法人穂の国森づくりの会
特定非営利活動法人森林の風
特定非営利活動法人里山保全活動団体遊林会
特定非営利活動法人里山ねっと・あやべ
特定非営利活動法人森林ボランティアトモロス
特定非営利活動法人自然回復を試みる会・ビオトープ孟子
特定非営利活動法人もりふれ倶楽部
特定非営利活動法人フォレスト フォー ピープル岡山
特定非営利活動法人もりメイト倶楽部Hiroshima
特定非営利活動法人朝霧森林倶楽部
特定非営利活動法人山村塾
特定非営利活動法人おおむら里山村づくり委員会
特定非営利活動法人天明水の会
特定非営利活動法人アイラブグリーン大分
特定非営利活動法人森と木の研究所
特定非営利活動法人おきなわグリーンネットワーク
株式会社ジェーシービー
特定非営利活動法人じぶん未来クラブ
一般財団法人オーバーザレインボウ基金
公益社団法人チャンスフォーチルドレン
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校
一般社団法人三陸駒舎
特定非営利活動法人SET
特定非営利活動法人底上げ
特定非営利活動法人リアスの森応援隊
特定非営利活動法人熱気球運営機構
一般社団法人ボランティアステーションin 気仙沼
一般社団法人Tsubomi
(任意団体)陸前高田市復興支援連絡会
特定非営利活動法人まぁむたかた
特定非営利活動法人応援のしっぽ
特定非営利活動法人つながりデザインセンター・あすと長町
特定非営利活動法人大熊町ふるさと応援隊
特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ
一般社団法人こころスマイルプロジェクト
特定非営利活動法人ポラリス
特定非営利活動法人難民を助ける会
特定非営利活動法人岡山マインドこころ
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
特定非営利活動法人認知症フレンドシップクラブ
特定非営利活動法人難病のこども支援全国ネットワーク
特定非営利活動法人日本クリニクラウン協会
TOYO TIRE 株式会社
(任意団体)海洋環境防災調査研究会
(任意団体)小千谷市の棚田を守る会
特定非営利活動法人NPOクワガタ探検隊
特定非営利活動法人公益のふるさと創り鶴岡
特定非営利活動法人おおいた環境保全フォーラム
特定非営利活動法人棚田LOVER's
特定非営利活動法人すいた環境学習協会
(任意団体)黒松内ぶなの森自然学校運営協議会
特定非営利活動法人くまもと未来ネット
特定非営利活動法人スバ・ランカ協会
特定非営利活動法人里山倶楽部
特定非営利活動法人エコ・コミュニケーションセンター
(任意団体)高砂海浜公園海辺の保全集いの会
特定非営利活動法人ニランジャナセワサンガ
特定非営利活動法人R.I.La
特定非営利活動法人小網代野外活動調整会議
特定非営利活動法人SoELa
一般社団法人BC-ROBOP 海岸工学会
一般社団法人モザンビークのいのちをつなぐ会
株式会社ファンケル
公益財団法人みちのく未来基金
社会福祉法人北翔会医療福祉センター 札幌あゆみの園
社会福祉法人愛泉会 障害者支援施設 向陽園
社会福祉法人アルムの森
社会福祉法人訪問の家
社会福祉法人のぞみの家福祉会
特定非営利活動法人じゅうしん神戸 じゅうしん須磨寺
社会福祉法人島根整肢学園西部島根医療福祉センター
社会福祉法人池田博愛会 障害者支援施設 箸蔵山荘
特定非営利活動法人NEXTEP
社会福祉法人すぎのこ村いきいきランド
株式会社三井住友銀行ボランティア基金
(テーマ選出)
特定非営利活動法人自然環境復元協会
特定非営利活動法人青少年自立援助センター
特定非営利活動法人ホスピタル・プレイ協会
特定非営利活動法人すべての子どもの遊びと支援を考える会
特定非営利活動法人NPO 昭和
特定非営利活動法人ひこばえ
特定非営利活動法人Light Ring.
特定非営利活動法人子どもセンターてんぽ
特定非営利活動法人再非行防止サポートセンター愛知
特定非営利活動法人加茂女
一般社団法人new-look
特定非営利活動法人チャイルド・リソース・センター
特定非営利活動法人岡山マインド「こころ」
特定非営利活動法人にじいろCAP
特定非営利活動法人WE21 ジャパン
特定非営利活動法人国際地雷処理・地域復興支援の会
特定非営利活動法人地球の木
特定非営利活動法人日本ミャンマー豊友会
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
株式会社三井住友銀行ボランティア基金
(社員ボランティア先から選出)
社会福祉法人東京栄和会(一番町高齢者在宅サービスセンター)
特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブオリーブ
特定非営利活動法人山の自然学クラブ
社会福祉法人啓光福祉会(啓光学園)
特定非営利活動法人聴覚障害教育支援大塚クラブ
特定非営利活動法人アジアの障害者活動を支援する会
特定非営利活動法人瓜生福祉会
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
特定非営利活動法人アスロン
国立研究開発法人国立成育医療研究センター(もみじの家)
特定非営利活動法人地球環境市民会議
明治安田生命保険相互会社
(チャリティーコンサートでの募金)
特定非営利活動法人おはなしころりん
特定非営利活動法人未来図書館
特定非営利活動法人こども∞感ぱにー
特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ
特定非営利活動法人寺子屋方丈舎
特定非営利活動法人りょうぜん里山がっこう
明治安田生命保険相互会社
(社会貢献活動基金)
一般社団法人栃木県若年者支援機構
特定非営利活動法人シェきらり
特定非営利活動法人普通の暮らし研究所
特定非営利活動法人LGBTの家族と友人をつなぐ会
(任意団体)遊び場を考える会
特定非営利活動法人歩
(任意団体)どんぐり王国
(任意団体)災害NPOなみの
(任意団体)すくすく朝倉の未来隊!
沖縄県就学援助児童支援NPO 法人エンカレッジ
個人1名
お金で学ぶさんすう
 
 
財務データ
財務諸表および事業計画書・事業報告書は、こちら をご覧ください。
 
会員数の推移
0000
2013年度末
2014年度末
2015年度末
2016年度末
2017年度末
2018年度末
正会員(法人)
34
34
33
29
27
026
賛助会員(法人)
80
79
81
88
93
101
賛助会員(個人)
88
89
83
88
91
094
最新の法人会員一覧は、こちら をご覧ください。
 
役員・顧問
役員一覧ホームページ をご覧ください。
2018年度 ANNUAL REPORT おわり