お知らせ

2019.07.19

チャリティ・チャレンジ・プログラム2019 7月 東京ワークショップ 中高生が学んだこと(募金活動と発表)についてのご報告

7月13日から15日にかけてチャリティ・チャレンジ・プログラム2019 東京ワークショップが開催され、都内各所で合同募金活動を経験し、最終成果物として、12チームが4チームずつ、以下の課題について自分たちができることを発表しました。

  個人の活動計画についてはこちら→ https://www.philanthropy.or.jp/cms/20190719/647/

  東京ワークショップの詳細はこちら→ https://www.philanthropy.or.jp/cms/20190618/579/

  5月の被災地視察ツアーの活動報告はこちら→ https://www.philanthropy.or.jp/cms/20190511/486/

★★合同募金活動で得たもの★★

都内8カ所で小雨の中、募金活動を行いました、募金実施の前の気持ちと実施後の気持ち、募金活動で何を学んだかを発表しました。

募金に行く前の気持ち:

緊張している/不安/楽しみだけど少し不安/頑張ろうとおもう/はっきり聞こえやすいように声かける

募金終了後の気持ち:

うれしかった/もっとしていたかった/疲れた/大きな声で呼びかけができるようになった/思ったより募金が集まらなくて落ち込んだ/物足りなさがあった/達成感がある/やさしい人が多かった

募金を通じて学んだこと:

思っていたより若い世代の人が募金をしてくれてうれしかった/東京は冷たい人が多いと思っていたけれどやさしい人が多くいてとてもやりがいのある募金活動でした/募金をする人の気持ちになれた/こうしたらうまくいくなど工夫して考えようとすることができた/東京にいても出身が東北ということで募金してくれた人がいて地元の愛を感じられた/ほとんどの人が通り過ぎた/自分たちで工夫しながら行うことの楽しさや効果が出た時の達成感を学びました

★★チーム発表★★

課題① チーム:A / B/ C / D 災害発生時にどうしたら危機感を持って動けるか,そのために今から何をしておくべきか

課題② チーム: E/ F / G / H 災害時・緊急時に信頼できる情報を入手するために平常時に何をしておくべきか

課題③ チーム: I / J / K / L 災害後に取り残されないようにするために何が必要か,何を準備しておくべきか

課題① チーム:A / B / C / D 災害発生時にどうしたら危機感を持って動けるか,そのために今から何をしておくべきか

チームA:YMCA 中高生で地元のつながりが創れる説 最優秀賞受賞

ハンデのない人は「大丈夫」の油断から危機感を持たなくなりがちだが、ハンデのない人が、大丈夫と思わないで行動することでハンデのある人(情報弱者。外国人など)を助ける側に回れるー>ハンデのある人とない人をつなげるために
1)町内会などでAll for one運動会を実施し、ハンデのあるなしにかかわらずつながる
2)”災害時に地元を助け隊”アプリでハンデのある人の居場所などを見える化し、ハンデのない人が助けに行けるようにする ということを考えました。

チームB:令和Jump 知識と柔軟な対応力が必要 

原因は圧倒的知識不足と避難の仕方であると定義し、その改善のために、1-1 災害直後の情報、1-2 災害についての知識の共有、2-1 心情面、2-2 地域コミュニティの在り方について、自分たちができること、大人ができること、協働して出来ることを考えました。

チームC:ニュートン 私たちが学校でできること アクセンチュア賞受賞

危機感をもてるようになるために、自分たちが学校でできることを、学び(知る)、計画(イメージする)、避難訓練(意識を高める)、楽しく興味をもってもらう、の4点から考えました。

チームD:Dキャット 自己、意識、社会の観点からかんがえ、自己の知識についてより深く検討するために

過去の知識、身の回りの知識、災害に対する知識を正しく持つことによって災害発生時に危機感を持って動くことができると考えました。

課題② チーム: E / F / G / H 災害時・緊急時に信頼できる情報を入手するために平常時に何をしておくべきか

チームE:Eかんじ 情報、備蓄、マップ

信頼できる情報源を事前に把握していくことや、観光客などの増加に対応したハザードマップ付きの観光ガイドの作成などが必要ではないか、と考えました。

チームF:ネバーランド SNSを使用した情報発信・情報収集

SNSを使って災害時・緊急時に信頼できる情報を入手する方法など災害時に役立つ知識を発信すると同時に、SNSをつかえない人に向けて、チラシや新聞の利用も検討すべきであると考えました。

チームG:JAKE 情報を入手するために必要なこと

コミュニティー、知識・理解、準備、ハザードマップの観点からどのような対応をしておくべきかを考えました。

チームH:Happy 緊急時にパニックにならない=余裕を持って対応できるために

本当に役に立つ避難訓練の実施、信頼できる人・情報源を作ること、皆が自分事として考えられるような情報共有を事前に行うことが重要であると考えました。

課題③ チーム: I / J / K / L 災害後に取り残されないようにするために何が必要か,何を準備しておくべきか

チームI:愛 自分を愛し、他人も愛す。災害とともに乗り越えていく ブリヂストン賞受賞

自分が取り残されないようにする”自己管理”の重要性と、人は一人では生きていけないので、”他人との協働”の重要性を考えました。

チームJ:朝早起き 被災時には、行政だけではなく、できる人ができることをやる

「正しい情報を得るためには」、「つながりはどう作る?」、「避難所のあるべき姿」、「普段からのコミュニティづくり」について考えました。

チームK:酢鴨 避難所から出るときにあたり、取り残されないようにするためには?

支援を受ける側(被災者)と支援をする側をマッチングするアプリをつくるのがいいのではないか、と考えました。

チームL:ワンクール 災害前から準備をしておくべきこと・災害発生後向けの対策

コミュニケーションをとれる場を持つこと、地域で協力する力を養うことが重要だと考えました。

**活動の詳細は以下をご参照ください** 

https://www.philanthropy.or.jp/cms/20190618/579/